令和のカプセラ? 「IQ KEY」。モーターやギアが入ったカプセルを組み合わせてロボット等を組み立てる知育玩具

2022年7月25日

今回は昔のおもちゃのお話。
私が子供のころ夢中になってあそんだおもちゃが、最近また出てきた、という話題です。


 

そのおもちゃの名は「カプセラ」。でもマイナー

1970年代、時は昭和、「カプセラ」というおもちゃがあったのをご存じでしょうか? 三菱鉛筆(株)が販売していた知育玩具です。

モーターやギアが中に入っている直径5センチぐらいの球体のカプセルを連結して、走るクルマやロボットみたいなものを組み立てるおもちゃで、様々な役割を持つカプセルを組み合わせることで、いろんな動きのものを作ることが出来て、小学生の私は夢中になって遊びました。

とても完成度が高く、知育性も高いということで、おもちゃとしてはなかなか優秀なものだったと今でも思うのですが、なぜか当時は知る人ぞ知るおもちゃであり、それを持っている友達がひとりもいなかったんですよね。テレビCMとかもやっていたのに「なんで?」って感じでした。「カプセラがせせら笑うぞ」というキャッチコピーは今でも忘れられません。



そしてインターネットが普及し、あらゆる情報が入手可能な現代になっても、その「カプセラ」というおもちゃの情報はあまり引き出せないという。これはもう、一周回って「どんだけマイナーだったんだ」と感心するほどです。ここで、カプセラの画像を貼り付けたかったのですが、それを入手することもかないませんでした。

wikipediaにも載ってないって、どういうことなんでしょうね?? 情報統制が敷かれているのかと疑いたくなるレベルです。

とりあえず、海外の方の動画で紹介されていたので、シェアします。とりあえず、どんなおもちゃなのかはわかると思います。

 
そうそう、これですこれ。懐かしいなあ。遊んでいたのはもう40年以上前だ。
 

平成になって、バンダイから復刻していた

先日のことなのですが、Amazonで子供用のおもちゃを探していたら、こんなものを見つけました。


 

ナニコレ?!
新しいカプセラが出ていたの?!

と驚喜し、値段も安いのでポチりそうになったのですが、よく見ると商品画像が古そうですし、ここ以外に売っている通販サイトが無いことに気がつきました。

調べてみるとバンダイのカプセラは発売になったのが2000年頃という情報も見かけたので、これが中古の可能性もあるかもと思い留まりました。

というか、ここまで来ても情報がほとんど出てこないって一体・・・・
 

韓国版カプセラ? 「IQ KEY」登場

さて、ここからが本題です。(前振りが長すぎ)
そんなことで一喜一憂していたのですが、いろいろ調べていくうちにAmazonでこんな商品に出会いました。


【日本正規品】IQ KEY PERFECT1000
 
 
ナニコレ?! 「IQ KEY」??
カプセラにそっくり?!

これは現在も販売されているおもちゃで、公式サイトもありました。どうやら韓国の会社のようです。

 

これはすごい。
カプセラよりも部品のバリエーションが多くて楽しそう。



紹介動画もありました。


 

ヤバイ、楽しそうだ。ついに再会できるのか? カプセラに。

調べてみると、これも結構前から販売していた商品のようです。当初はあまり出来が良くなかったみたいですが、メーカーが改良を重ねて現在に至るようですね。

パーツもいろいろと新しい(当時のカプセラにはないものがある)ますし、上の公式動画を見る限り、いろいろ使い方を工夫されているようで、見ていてワクワクします。

公式チャンネルを見ると、いろんな作例があるのも良いですね。

YoutubeのIQKEY公式チャンネルのスクリーンショット

 

ちなみに、楽天でも扱っているみたいです。ちょっとラインナップが違うようですが、あまり量を生産していないのかもしれませんね。

 

良いですね。とっても良い。

子供には、こういう創造力を育てるようなおもちゃで遊ばせたいですし(スマホばっかりじゃなく)、うちの子供もこういうのは喜びそうなので、もう少し情報収集して問題なければ買ってみたいと思います。

もう少し安いともっと良いのだけど・・・(笑)

 
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