天体写真

宇宙・天体観測

紫金山・アトラス彗星の撮影に成功(2024/10/13)。肉眼でもわずかに見える美しい彗星

紫金山・アトラス彗星の撮影に成功しました! 2024/10/13 17:50ごろ、撮影地はオホーツク沿岸です。 EOS R10+EF50mmF1.8 ISO6400 F2.5 1.0s×20枚のコンポジット トリミング いや〜 撮れて良かったです。いい天気にしてくれた神様に感謝ですね! 昨年の春から楽しみにしており、一度は「崩壊か?」というニュースまで流れたのですが、こうして無事に拝むことができま...
宇宙・天体観測

金星と三日月の最接近を撮影してみた。2023/3/24。金星がまもなく最大離角

昨日(2023/3/24)の夕方、帰宅途中で薄暮の空を見上げて、「おっ」と思いました。 1つは美しい爪のような三日月が輝いていたこと。 もうひとつは、そのすぐ側に明るい金星が輝いていたことです。 帰宅して、慌ててカメラを用意しました。 今回は昨日撮影した金星と三日月の写真を紹介します。   2023/3/24 金星と月のランデブー 先週ぐらいから夕方の空に明るい星が輝いていることに気がついていまし...
宇宙・天体観測

普通の一眼レフでオリオン座とオリオン大星雲の撮影にチャレンジしてみた

去年あたりからいろいろと天体写真にチャレンジしているのですが、今回はオリオン座とその中央に輝くオリオン大星雲の撮影にチャレンジしてみました。9月中旬の撮影です。 オリオン座は冬の星座ですが、9月でも深夜に地平線から昇ってくるので撮影は可能です。 私はカメラが接続できる天体望遠鏡を持っていないので、一眼レフと普通のレンズでの撮影です。しかも札幌の市街地にある自宅の窓からというあまり良い条件とは言えな...
宇宙・天体観測

エリダヌス座の無数の銀河。セロ・トロロ汎米天文台のダークエネルギーカメラで撮影された幻想的な写真

セロ・トロロ汎米天文台で撮影された無数の銀河 今回は天体写真のお話。 上の写真は、チリのセロ・トロロ汎米天文台にある口径4mのビクター M. ブランコ望遠鏡とダークエネルギーカメラによって撮影された天体写真です。 この画像の視野は11.62 x7.48分とのことで、標準的な満月の直径が約30分(60分=1°なので、約0.5°)であることから、長辺が満月の1/3程度の大きさのエリアが写っています。 ...
宇宙・天体観測

夕暮れに浮かぶ三日月と金星の大接近(ランデブー)を撮影してみた(2021年6月12日・札幌)

コロナ禍の緊急事態宣言で在宅ワーク中心の生活が1ヶ月近く続いておりますが、この状況で最も深刻な問題は、 油断するとすぐ太ってしまう ということです。 普段、肉体労働ではないのですが、通勤というものがそれなりにカロリーを消費しているようで、昨年在宅ワークが3週間続いたときは5キロも太ってしまいました(涙) で、今年は二の舞にならないように、在宅ワークの日は朝と昼休みと夕方の3回、早歩きでのウォーキン...
宇宙・天体観測

皆既月食のスーパームーン2021を撮ってみた。月食中の真っ赤な月・レッドムーンは神秘的

今日・2021年5月26日は皆既月食の日。しかも今年一番大きな満月、いわゆるスーパームーン。そんなレアな天体ショーを見逃すわけにはいかないと、数日前からそわそわしていたのですが、なんとか写真撮影に成功したのでシェアしたいと思います。 とりあえず今日はもう眠いので(笑)。写真だけをザッとアップしていきますね。 気が向いたら後で解説を追加します。   まず、冒頭の写真は20時10分のお月さん。かなり明...
宇宙・天体観測

カシオペヤ座に新星発見!しかもだんだん明るくなってきた。現在5等星!(2021/5/10)

今年(2021年)の3月18日、カシオペヤ座に新星が発見されました。 新星の発見自体はそんなに珍しいことではないのですが、先日さらに興味深いニュースがはいってきました。 なんと、その新星は、その後だんだん明るくなってきているようです! そんなことがあるんだ?!   カシオペヤ座の新星「V1405 Cas」とは 繰り返しになりますが、今年(2021年)の3月18日、カシオペヤ座に新星が発見されました...
宇宙・天体観測

2020年12月21~22日に土星と木星が大接近。見える時刻と方角について【写真追記】

今年は様々な天体イベントがあって、いろいろと夜空を楽しませていただきましたが、まだ終わりではありません。2020年12月に土星と木星が見かけ上の大接近をします。   2020年12月21日に土星と木星が大接近 今年の夏は、南の夜空を見上げると、いつも見えていた土星と木星。この2つの惑星が近づいていることは見ただけでわかったのですが、本当に(見かけの上で)接近するのはこれからなんです。 上の写真でわ...
宇宙・天体観測

火星と月の最接近(ランデブー)を普通の一眼レフで撮影してみた(2020年10月3日)

火星が地球に大接近 最近、日没直後に西の空に赤く明るい星が輝いています。 火星。マーズ。地球のすぐ外側を回る太陽系第4惑星。 地球と同じ方向に太陽の周りを回っており、公転周期の差から2年2ヶ月ごとに地球が火星を追い越すのですが、その最接近が2日後の10月6日に迫っています。そうです、今は地球のすぐ目の前に火星があるのです。 現在の火星の視等級は-2.5。一時的に木星よりも明るい星となっています。 ...
宇宙・天体観測

夕方のネオワイズ彗星の撮影に成功。今後は日没後の撮影が良さそう【追記あり】

夕方のネオワイズ彗星の撮影に成功したので、シェアします。今回は手持ち撮影になってしまったため、ひどく粗い画像になってしまいましたが、個人的には初の彗星撮影だったので、テンション上がりまくりです(笑)   7月15日、「夕方」のネオワイズ彗星の撮影に成功 なぜ「夕方」を強調しているかというと、これまでのみなさんの撮影事例では、ほとんどが朝方の撮影だったからです。それもそのはず、これまでは太陽よりも先...