世界あれこれ 世界の人魚伝説。なぜ世界各地に人魚の伝説が存在るのかを考える 今回は人魚伝説のお話です。 高橋留美子さんの漫画「らんま1/2」が再びアニメ化になるようですね。こういう過去の名作が現代のアニメ技術で蘇るのはとても良いことだと思います。 懐かしいならんま。私が高校時代の漫画です。 高橋留美子さんで思い出すのは、同じ頃にやっていた「人魚の森」をはじめとする一連のシリーズ「人魚シリーズ」です。あれは傑作でした。 人魚の肉を食べて不老不死になってしまっ... 2024.08.06 世界あれこれ雑学
宇宙・天体観測 探査機エウロパ・クリッパーが完成。その目的と探査計画。木星の衛星の海と地球外生物を調べる旅へ これは私が2020年に撮影した天体写真です。中央に写っている大きな明るい星は木星。その両側に2つずつ小さな星がありますが、これがガリレオ衛星とも呼ばれる木星の四大衛星で、左からカリスト、イオ、ガニメデ、エウロパという名前です。 今回はこの右端の衛星「エウロパ」を探査するための探査機「エウロパ・クリッパー」のお話です。 NASAの探査機エウロパ・クリッパーが完成 昨日のニュースですが、NASAが... 2022.06.11 宇宙・天体観測サイエンス
日本あれこれ 沖縄県で最初に開業した鉄道・南大東島のシュガートレイン。その歴史と復活計画 20年ぐらい前に沖縄旅行に行ったときに、沖縄には鉄道が無いことを知りました。その翌年にモノレールである「ゆいレール」が開通しましたが、私が訪れたときは、日本で唯一鉄道が無い都道府県だったんですね。それ以来、私は勝手に、沖縄県の初めての鉄道がゆいレールだと思い込んでいたのです。 でも違いました。 場所は沖縄本島から約400kmも東にある孤島・南大東島に、明治・大正・昭和と3つの時代を走り抜けた鉄道が... 2022.05.21 日本あれこれ
宇宙・天体観測 中国の探査機・玉兔2号が発見した月の裏側の神秘小屋の正体はニンジン付きウサギだった?! 中国の月面探査機「玉兔2号」が月の裏側で大発見をしたようです。 12月、玉兔2号が月の裏側でモノリスのような四角い建造物を発見 話は昨年にさかのぼります(と言っても1ヶ月前ですが)。2021年12月3日、中国の探査機の管制などを行っている「北京航天城」が運営するメディア「Our Space」の公式ブログが、現在稼働中の月面探査機「玉兔2号」が撮影した月の裏側の写真を公開しました。 これです。 ... 2022.01.14 宇宙・天体観測
北海道あれこれ 日本最北端の地・宗谷の弁天島。アイヌの神・ポノサマイクルとトドの戦いなど数々の伝承が残る島 日本最北端の地は宗谷岬ではなく「弁天島」 みなさん、「日本最北端の地」はどこだかご存じですか? 一般には北海道の宗谷地方にある「宗谷岬」が最北端だと思われています。これは半分正解で、確かに日本の本土の最北端は宗谷岬です。でも、実は宗谷岬の少し東側にる宗谷村珊内の沖合1.2kmの場所に無人の島があり、その島はほんの少しだけ宗谷岬より北にあるのです。 その島が、北方領土の除いた「日本最北端の地」と... 2021.12.10 北海道あれこれ雑学
宇宙・天体観測 普通の一眼レフでオリオン座とオリオン大星雲の撮影にチャレンジしてみた 去年あたりからいろいろと天体写真にチャレンジしているのですが、今回はオリオン座とその中央に輝くオリオン大星雲の撮影にチャレンジしてみました。9月中旬の撮影です。 オリオン座は冬の星座ですが、9月でも深夜に地平線から昇ってくるので撮影は可能です。 私はカメラが接続できる天体望遠鏡を持っていないので、一眼レフと普通のレンズでの撮影です。しかも札幌の市街地にある自宅の窓からというあまり良い条件とは言えな... 2021.10.01 宇宙・天体観測
宇宙・天体観測 あるのか太陽系第9惑星。公転周期7400年、地球の6倍の質量という新しい分析結果のプラネット・ナイン 今回は宇宙・太陽系のお話。 冥王星がその大きさから「惑星」から除外された2006年以来、太陽系の惑星は、 水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星 の8つとされていますが、かねてから、「海王星の外側に地球より大きな惑星」が存在しているはず、と考えられています。 海王星以遠の天体の軌道を分析すると、不自然な傾向があり、何らかの大きな天体の引力の影響受けている可能性が高い、ということなんです... 2021.09.30 宇宙・天体観測サイエンス
宇宙・天体観測 エリダヌス座の無数の銀河。セロ・トロロ汎米天文台のダークエネルギーカメラで撮影された幻想的な写真 セロ・トロロ汎米天文台で撮影された無数の銀河 今回は天体写真のお話。 上の写真は、チリのセロ・トロロ汎米天文台にある口径4mのビクター M. ブランコ望遠鏡とダークエネルギーカメラによって撮影された天体写真です。 この画像の視野は11.62 x7.48分とのことで、標準的な満月の直径が約30分(60分=1°なので、約0.5°)であることから、長辺が満月の1/3程度の大きさのエリアが写っています。 ... 2021.08.10 宇宙・天体観測サイエンス
日本あれこれ 100年に一度咲く花・リュウゼツランとはどんな花? 高1時代に植えた株が87歳で開花 昭和25年(1950年)のこと、神奈川県伊勢原市に住む高校1年生の男の子が、学校から30センチ大のリュウゼツランの株をもらって自宅に植えました。 100年に一度しか咲かないリュウゼツランは、やはり咲くことはなかったけど、その子は大事に育てました。 時は流れて令和3年(2021年)、87歳の夏。ついにそのリュウゼツランが開花。植えてから71年目の出来事でした。 100年に一度咲く花・リュウゼ... 2021.07.23 日本あれこれ雑学
北海道あれこれ 北海道で七夕が8月7日である理由とローソク出せ(ローソクもらい)の由来 ローソク出~せ~だ~せ~よ~ 出~さ~ないと~かっちゃくぞ~ お~ま~け~に食いつくぞ 私にとって、七夕と言えばこれです。 小さい頃から慣れ親しんだ歌。小さい頃は「ローソク出せ」と呼んでいたけど、Wikipediaを見ると「ローソクもらい」という言うらしい。 8月7日。七夕の日。子供たちは数人一組で近所の家をまわり、玄関の前でこの歌を歌います。すると、その家の人はお菓子を出してくれま... 2021.07.07 北海道あれこれ雑学