紫金山・アトラス彗星の熱も冷めていない現在ですが、もうひとつ別の彗星が地球に向かって接近しています。
その名は、「アトラス彗星(C/2024 S1)」!!
って、またアトラス彗星?!って感じですね(笑)
いや、ハワイのATLAS観測プロジェクトが最も彗星を発見する可能性が高いのはわかるのですが、そこで発見した彗星の名前が全部「アトラス彗星」にするのはどうなんでしょ? 識別しにくいですよね。最近の彗星、アトラス彗星だらけです(笑)せめてナンバリングしてほしいですねー。
(冒頭の画像はAIにより生成したイメージです。向きとか全然違います)
発見されたばかりのアトラス彗星(C/2024 S1)
今回のアトラス彗星(C/2024 S1)は、2024年9月下旬に発見されたばかりなので、まだあまり知られてないのですが、実は先日近くを通過したばかりの紫金山・アトラス彗星よりも明るくなる可能性があると言われています。
なんとマイナス5.1等級とか!
本当にそんなに明るくなるなら、金星よりも明るいですし、昼間でも見られる可能性が、あります。これはすごいことですね!
ただ、、、、
この彗星は、現在は太陽に接近しているところですが、予想軌道が太陽のすぐ近くを通過する軌道なのです。
かなり小粒の彗星らしく、それが太陽のすぐそばを通過すると、核が崩壊してしまう可能性があるんですね。
太陽に最接近するのは2024/10/28。それ以前は南半球でしか観測できないので、日本で観測するとなると、太陽を無事に通過できたあとになります。
崩壊しなければ、10月末の朝方、南東の空の低空に輝くアトラス彗星(C/2024 S1)が見られることでしょう。
詳しい情報は後ほど追記します!