連続でクルマ関係の記事です。
セカンドカーが必要になり、軽自動車の購入を検討している私なのですが、今年はひとつの大きな問題があります。それはクルマの納期です。去年の年末あたりからクルマの納期遅れに関するニュースが多く見られるようになりました。ハスラーが有力候補の私がショックを受けたのはこれです。
スズキの新車の納期が半年ぐらいだとか。
あと、インパクトがあったのはこれ。
ランクルの納期が4年とか、冗談みたいな話です。
まあ、これは特殊な例ですが、転勤がある来年4月に納車が間に合わなかったら困るので、さっそくディーラーに言って納期を確認してきました。
スズキ・ハスラーの納期@北海道
札幌市内のスズキのディーラーで確認しました。まあ、国内ならどこでもほぼ同じ状況だとは思いますが。
スズキ・ハスラーの納期は、2022年6月現在、
2ト-ンカラー:6ヶ月
モノトーンカラー:4ヶ月
ということでした。
したがって来年4月の転勤には十分間に合いそうです。ホッとしました。
これならもっと後の契約でも良いような気もしますが、これはあくまでも6月の納期なので、3ヶ月後に同じ納期とは限りませんよね。8ヶ月とか1年とか言われてもおかしくないです。
ちなみに、ジムニーの納期は1年以上、アルトが4ヶ月程度という話でした。
新車の納期が遅れている理由
さて、スズキだけではなく、全てのメーカーで同じようなことが起きているわけですが、いったい何が起こっているのでしょう。新車の納期が遅れている原因はなんなのか?
これは一言で言うと、
「部品が手に入らない」
ためです。スズキの工場も部品供給不足で、一時ラインを止めたりしているようです。
確かに部品が無ければ作りたくても作れませんよね。
ではなぜ部品が手に入らないのか。これは2つの大きな理由があるようです。
◆クルマの部品が手に入らない理由1
まず1つ目は世界的な半導体不足です。
コロナ禍によって世界が一変しました。「おうち時間」が多くなり、在宅ワークやリモート会議で仕事をこなす世界です。それによって、電子機器の需要が一気に高まり、半導体がすごい勢いで消費されるようになりました。
昔のクルマはカーオーディオぐらいにしか半導体を使っておりませんでしたが、近年のクルマはいろいろなところが電子制御に変わり、半導体無しでは作れなくなってしまったんですね。
◆クルマの部品が手に入らない理由2
2つ目の理由は、コロナ禍による流通の悪さです。
日本では少しずつコロナ禍以前の日常に戻ってきておりますが、世界的に見ると、ロックダウン等で封鎖されている都市があったり、工場が稼働していなかったりしています。YAMAHAの電子ピアノが同じ理由で手に入らなくなっていましたが、クルマも同じで、海外から部品や材料を調達しています。それらの調達がコロナ禍以前のようにスムーズにいってないようですね。
大きな理由としてはこんな感じのようです。
これ以外の理由としては、世界的に新車の需要が高くなってきた、というのもあるようです。生産ラインに対して注文数が多くなったということですね。これは経済の動向を考えると悪いことではないので、喜ぶべきなのかもしれませんね。
ちなみに、ランクルが4年もかかるというのは、昨年の夏に発売になり、想像を遥かに超える人気となり、まったく生産が追いつかない状態になったという話です。「4年」なんて聞いても買う人が居るんでしょうか?? 大学生なら社会人になってしまっていますね(笑)
まあ、そんな感じで、とりあえずハスラーの入手は問題なかったので、前向きに検討したいと思います。
もたもたしていると、今度は「値上げ」などという話が出てくるかもしれませんね。マジデ。