面白いニュースを発見しました。
イギリス・コーンウォールのファルマス付近の海岸で不思議な現象が観測されたようです。
地元のカメラマンが撮影に成功したみたいですが、その写真がこれ。
Are your eyes playing tricks on you? Yes, sort of. https://t.co/nS5sI08Nfa
— BBC Weather (@bbcweather) March 6, 2021
なんだこれは?! 合成写真にしか見えません!
合成写真じゃなかったら超常現象なのでは?!
「上位蜃気楼」と思われるが、疑問点も
見れば見るほど不自然な写真ですね。完全にタンカーのような船が空中に浮かんでいます。
まあ、普通に考えたら蜃気楼ですよね。それも遠くの物体が地平線より上に見える「上位蜃気楼」という気象現象。記事内では英国放送協会・BBCの気象予報士も蜃気楼と説明しております。
でもですね、蜃気楼ってこんなにクッキリと見えるものでしょうか??
別の蜃気楼の写真を見てみましょう。
これは北海道で発生した上位蜃気楼の典型的な例ですが、上位蜃気楼ってこんな感じで形が歪んだり天地が逆になったりして、「よく分からないもの」になることが多いです。
でも、上のコーンウォールの写真はタンカーと分かるぐらい船の形がクッキリしています。しかも、それ以外の部分にも歪みや揺らぎが一切ありません。ネットで蜃気楼の写真をいろいろ見てみましたが、こんなに鮮明なのは他にありません。
これは本当に蜃気楼なのでしょうか?
霧で水平線が隠れているという意見もあるが
このニュース記事を読むと、蜃気楼ではなく霧のせいでこのような見え方になっている、という意見も出ているようです。
「霧が発生していることで、空と海の境界があいまいになっているせいで浮いているように見えるんじゃない? 地平線は実際には船が浮いている位置にあるんだよ」
う~~むん。
確かに海岸線近くは晴れており、沖合だけに霧が発生したら、擬似的な水平線が下の方で現れることもあるでしょうが、もしそんな霧が出たら、まずタンカーも霧に飲まれているのでこんなにハッキリとは写らないように思います。
可能性があるとすれば、水面から数十センチ程度の低い位置だけに霧が発生しており、船の大部分が霧の上に出ているケースですが、そんな霧は考えにくいですし、もしそうだとしたらこんなに水平線が曖昧にならないような気がします。
結論
と言うことで、私が出した結論は、、、
「これはUFOである。」
「やっぱり蜃気楼の一種である」
です。そうとしか思えません。もう何枚か別の角度の写真があればまた違う判断ができたかもしれませんが、この写真一枚だけでは蜃気楼のように思いますね。
いやいや、こういうことがあるから世界は面白いですね!