人気上昇中の「クマヤキ」が美味カワイイ! 津別町の道の駅あいおいのご当地スイーツ

2020年2月10日

旧国鉄北見相生駅に残された線路と車両。「道の駅あいおい」にて(2008年撮影)

 
今回は津別町の道の駅あいおいのご当地グルメの話題です。
実は私、この道の駅が大好きで、2年前にこのブログでこんな記事を書きました。

『届かなかった線路・旧北見相生駅と幻の釧美線』

道東・美幌町から阿寒湖方面に向かった先に旧国鉄相生線の終着駅「北見相生駅」の廃駅があること、現在は道の駅として活用されていること、計画では「釧美線」として釧路まで鉄道が延びる予定だったが、結局伸びずに廃線になってしまったこと、など、この駅にまつわる悲哀を書いたのですが・・・・



今日の北海道新聞でこんな記事を発見しました。

『「クマヤキ」10年、人気ぐんぐん 販売額8倍超 津別・道の駅』

 
なんだこれはっ!

もしかして哀愁の廃駅・北見相生駅が盛り上がっている?!

道東に住んでいた頃、この道の駅には頻繁に行っていたのですが、ここしばらくは行く機会がなかったため、この「クマヤキ」については知りませんでした。

さて、クマヤキとはいったい?!

 
まるでタイ焼き?! でも形がクマ!



どうやらクマヤキというのは、クマの形をしたお菓子で、タイ焼きのように中にアンコなどが入っているもののようです。

北海道情報サイト「北海道ラボ」様でも紹介されていました。基本の味は4種類あるそうです。

クマヤキの味は4種類(北海道ラボ様より引用)

 
ヤバイ。このスイーツはヤバすぎる。カワイイ上にとても美味しそうだ。というか、実際にかなり美味しいらしい。

いわゆる「美味カワイイ」?!(←初耳)

 
というわけで、知る人ぞ知る存在である秘境の道の駅あいおいが、いつの間にか人気のスポットになっていたようです。こういうのは良いですね! いろいろと勇気が湧いてきます。

最初はやっぱり地味な存在のご当地スイーツだったみたいなのですが、個性的なスタイルや美味しさがSNSや口コミで拡がっていき、今の人気に繋がったようです。2016年に東武百貨店池袋店で開催された北海道物産展では、なんと12,000個も売れたとか。あり得なさすぎてびっくりです。よくそんなに在庫を用意してありましたね(笑)

道の駅あいおいの周りは、人口が百人ちょっとしか居ない山あいの集落で、国道240号線が近くを通過しているとはいえ、寂しい場所なんですよね。そんなロケーションでも、アイデア次第ではこんな盛り上がりを見せることができるんですよね。

過疎や観光資源の少なさで悩んでいる地域のみなさんも、今一度アイデアを練って、クマヤキのような町興しを考えてみてはいかがでしょうか?