北海道の夏の風物詩「子供盆おどり唄」は永遠に終わらない

2019年10月22日

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お盆ですね~
でも残念ながら北海道は今日からぐずついた天気になってますね。

近所では今夜から4日連続盆踊り大会で、子供たちが楽しみにしていたのですが、今日は午後から土砂降りの雨。これは無理だなと思いながらも、夕方外に出て耳を澄ましてみると、なんと太鼓の音が聞こえて来るではありませんか。



まだまだ良い勢いで雨が降っていたので、チャンレンジャーだなあと思いながら、子供たちにレインコートを着せ、会場の公園に行ってみました。

さすがに踊っている人は少なかったですが、ビールやジャンクフードの屋台のまわりには結構な人数が集まってて、雨の中であるにもかかわらず、みんな楽しそうでした。

さてさて、ということで今回は盆踊りの唄のお話。北海道民なら知らない人は居ないでしょう。盆踊り会場で必ずかかっている子供用の盆踊りの唄。あれ、なんて曲だか知っていますか??

そうです。「子供盆おどり唄」っていいます(そのまんまですね)

■「子供盆おどり唄」データ
・北海道の江別市が発祥
・歌は持田ヨシ子さん
・1952年(昭和27年)キングレコードから発売
・北海道以外では使われていない

CDでは発売されていないようですが、2002年に(何故か)カセットテープで再販されたのが、最新の音源のようです。一応、Amazonでも扱っているみたいですが、「再入荷見込みが立っていない」とのことです。
 

youtubeでは音源を見つけました。

そうそう、これですよこれ!
私も今日は、子供に交ざってこれを踊ってきました(笑)

江別市の野幌が発祥と言うことで、今調べたら野幌公民館にはこの歌の歌詞が刻まれた記念碑があるようです。



【参考】道民にはおなじみ「子供盆おどり唄」って何?発祥地・江別で謎に迫る
 

実は、この「子供盆おどり唄」には、別の人が歌った別バージョンがあるんです。平成7年にタンポポ児童合唱団や数人のアーティストによってアレンジされたものがカセットテープで発売になったのですが、権利者に無断で歌詞を改変したり、アレンジを変えていたりしていたということで、関係者の申し入れによって平成14年に廃盤になっています。良い出来だったと惜しむ声も出ていますが、私は聴いたことがありません。

実は子供時代に、旭川市でまったく違う子供用の盆踊り歌を聴いたことがあるを今思い出しました。詳細は不明です。旭川市の北門町に住んでいたときに、「盆踊りの会場によって歌が違う・・・」と思った記憶があるんですね。あれは何だったんだろう?

そこには1年しか住んでいなかったのですが、引っ越した先(同じ旭川市内)では、どの会場でもシャンコシャンコの子供盆おどり唄でした。北門町オリジナルか?? これは調べてみる価値がありますね。

いやいや、盆おどりも奥が深いですね。いま調べた感じでは、北海道外では子供用の盆踊りが無いとか? それって北海道民から見ると寂しい感じがします。

最後に、、こんな動画を見つけたので、良かったらどうぞ。


 

2時間耐久の「子供盆おどり唄」です(爆)
まさに「子供盆おどり唄」は永遠に終わらない・・・・