小説・ゼロの使い魔 第21巻明日(2/25)発売。ヤマグチノボル氏の遺志を継ぎ、5年ぶりの続巻

2019年10月22日

小説「ゼロの使い魔」の21巻が明日2016年2月25日に発売になります。単なる続き物の小説の最新刊が出るだけなのですが、私はこの刊行が決定したと聞いたとき、泣きそうになりました。

「ライトノベル」と呼ばれるジャンルの書籍があります。ライトノベル=軽小説。はっきりとした定義はないのですが、「表紙や挿絵にアニメ調のイラストを多用している若年層向けの小説」とか、「読みやすく書かれた娯楽小説」などと説明されることが多いです。私の中では「漫画のようなストーリーを小説として書いたもの」というイメージが強く、漫画が好きな私にとっては、一般の小説よりも親しみやすいです。


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そんなライトノベルの歴史を紐解くと必ず出てるのが、このヤマグチノボル氏の「ゼロの使い魔」。「灼眼のシャナ」や「涼宮ハルヒの憂鬱」などと共に、ライトノベルの普及に貢献した作品です。2004年に第1巻が発売、今日現在20巻まで出ています。20巻発売時点での売り上げ部数はシリーズ累計450万部。小説としては大ヒット作と言って良いでしょう。

さて、その20巻が出たときに、著者から「あと2巻で完結」することが発表されました。ああ、この壮大なスケールの物語もいよいよ終わりかあ、と少し寂しい気持ちになったのが2011年の2月25日。そして、この度発売になる21巻が2016年2月25日。ちょうど5年後ですね。何故5年もかかったのか。正直、私はもうあきらめてました。なぜなら・・・

2013年4月4日、著者であるヤマグチノボル氏がお亡くなりになったからです。

20巻の発売後、自身が末期のガンであることを公表。運良く抗がん剤が効いたため、手術が可能になり、一時は持ち直したのですが、その2年後、41歳という若さでこの世を去りました。

ところが、昨年2015年6月25日。ゼロの使い魔の出版社であるMF文庫から、なんと、完結に向けてゼロの使い魔の続巻が発売になるという公式発表がありました。ヤマグチノボル氏は、2年間の闘病生活の中で、完結までの詳細なプロットを書き残していたんですね。お亡くなりになる1ヶ月間に、それを編集部に託し、なんとか最後まで刊行して欲しい旨を伝えたそうです。

そして明日。2016年2月25日。ついに、5年の沈黙を破り、第21巻が発売になります。タイトルは、

「ゼロの使い魔 21 六千年の真実」

もちろん、他の作家が書いたと思うのですが、クレジットには、

ヤマグチノボル (著)、兎塚 エイジ (イラスト)

としか書いてありません。文章に多少の違和感があったとしても、これはヤマグチノボル氏のゼロの使い魔なんでしょうね。読んで見なければわかりませんが、私もきっと、そう納得できると思います。

珍しくAmazonのkindle版も即日発売のようですから、明日すぐにでも買いたいと思います。


ゼロの使い魔 (21) 六千年の真実 (MF文庫J)


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