プラネタリュウムのペーパークラフトがPDFで無料DLできる。北海道教育大学釧路校の教員が開発

2020年6月10日

昨年奥尻で撮影した「実際の」星空

 
釧路新聞のウェブサイトを見ていたら興味深い記事があったのでシェアします。
 
ペーパークラフトでプラネタリウムを開発 ウェブで公開
 
北海道教育大学釧路校の教員がペーパークラフトのプラネタリウムを開発して、ウェブで無料公開しているという記事です。懐かしいです。私も小学生のころ、星の本の付録に付いていた紙工作のプラネタリュウムを作って遊んでいた記憶があります。

これは自分の娘にも良いかも、と思ったですが、このニュースだけだと、どこに行けばダウンロードできるのかがわかりません。ということで調べてみたところ、北海道教育大学のサイトのプレスリリースに書いてありました。



釧路校教員が開発したプラネタリウムのペーパークラフトが「北海道教育大学学術リポジトリ」で公開されました

ここにペーパークラフトのダウンロードURLと、それ制作方法等が書いてある論文のダウンロードURLが書いてあります。行き先がわかりにくいのですが、よく見ると書いてありますので探してみてください。

この論文は、作り方だけではなく、どうやって開発したかという話も載っていてとても興味深いです。NASAのサイトで肉眼で見える主要天体の位置データがダウンロードできるらしく、そのデータをエクセルにて円筒形にプロットし直しているようです。確かにその方法であれば、正確な星空がマッピングできますね。素晴らしいです。

ただし!!

制作にはかなりの根気が必要だと思われます。
プラネタリュウムというのは、電球の光が穴を通ってスクリーンに投射されるという仕組みです。要するに、星の数だけ穴を開けなければならない、ということになります。



このペーパークラフトでは、「5.5等星よりも明るい恒星2,588個」がプロットされているので、全部投影しようとすると、2,588個の穴を手作業で開けることになります。これはうちの娘には無理そう・・・(^_^;)

ただ、明るい星だけ選んで穴を開けるのも「アリ」かなとも思っています。それぞれが可能な範囲で楽しんだら良いですよね。

というわけで、週末にでもプリントアウトしてみたいと思います。完成したらお知らせしますね。いつになるかわかりませんが(笑)

※冒頭の写真はプラネタリウムではありませんのでご注意を