NASAの火星探査機「パーシビアランス」が火星に着陸。探査機の主な目的は?

2021年2月20日

NASAの火星探査機「Perseverance(パーシビアランス)」が火星に到着し、無事着陸に成功したようですね!
おめでとうございます! アメリカ時刻で2021年2月18日のことです。

 

火星探査機「Perseverance(パーセベランス)」とは

「Perseverance」とは、2020年7月30日を地球を出発したNASAの火星探査機です。日本語での読み方は「パーセベランス」「パーサヴィアランス」「パーシビアランス」など、統一されていないのですが、ニュースなどでは「パーシビアランス」という記載が多いので、このブログでも「パーシビアランス」で統一します。(前回は違いましたが・・)


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出発前のパーシビアランスの実物。Wikipediaより引用

容姿はこんな感じ。すごいメカメカしてますね。ちょっとでも触ったら壊れそう。

このパーシビアランスが、2021年2月18日(すなわち昨日)、火星の「ジェゼロ・クレーター」に着陸しました。

地球を出発する前である2020年7月12日に、このブログにこんな記事を投稿したのですが、

この中でこんなことを書いていました。

目的地である火星のジェゼロ・クレーターに到着するのは、2021年2月18日の予定です。約7ヶ月の旅ですね。

なんとぴったりです。まだ地球にいる段階での予定が1日も狂わずに進んだってことですね!

 

火星の着陸は困難なミッション

火星への着陸というのは想像以上に困難が伴うようです。今回はパラシュートと逆噴射で減速しながら降下したのですが、火星の大気は薄いため、減速が難しいそうです。

これまで各国が様々な探査機を火星に送り込んでいますが、着陸の成功率は40%。これがいかに難しいミッションかがわかりますよね。

着陸のプロセスをCGアニメにしたものが公式ツイッターにありましたのでシェアします。

パラシュートから切り離され逆噴射をするシーン、よくあれで姿勢を保てますね。なんかクルンってひっくり返りそうな感じがします(笑)

 

パーシビアランスは着陸後すぐに火星の写真を撮影

着陸してすぐに写真撮影に成功したようで、こちらも公式ツイッターに載っていました。

火星の地表はキュオリシティからの画像でもたくさん見ましたが、この異世界感が素晴らしいです。

この公式ツイッター、フォローしないといけませんね。これからどんどん新しい情報が出てくることでしょう。

 

火星探査機「パーシビアランス」の主な目的

パーシビアランスが着陸したジェゼロ・クレーターは、35億年以上前、湖があったとされている場所です。なぜそんなところに着陸したのか? それは今回のミッションの目的と大きな関係があります。

パーシビアランスの4つの科学目標
(1)微生物が生息可能な過去の環境を特定する。
(2)そのような環境に生息していた可能性を有する過去の微生物の痕跡を、特にその痕跡が長期間保存されていることが知られている特殊な岩石の中から探す。
(3)コアロックとレゴリス(「土壌」)のサンプルを収集し、火星の表面に保存する。
(4)火星の大気から酸素生産を試行する。

現在の科学では、「水があるところには生命がいるはず」という考え方が主流なので、今回のミッションの最大目標である、「生命の痕跡を追う」という視点から湖の跡を着陸場所に選んだようです。

35億年前に湖があった場所・・・。なんかロマンですね。

さてさて、今回の探査機はどんな新発見をしてくれるのかな?

 

【追記2021/02/20】クリアな火星の写真がツイートされた

今朝見たら、クリアな火星表面の写真がツイートされていたので追記しておきます。

なぜ昨日のと違うのか調べたら、どうやら昨日のはレンズキャップを付けたままの撮影だったみたいですね。この写真はレンズキャップ投棄後の写真ということです。


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