当別町の新駅は「ロイズタウン駅」に決定(学園都市線)。開業は2022年4月の予定。周辺の現況写真を撮って来た

2021年4月16日

新駅「ロイズタウン」周辺の中核施設となるロイズふと美工場。2020年10月撮影

 

学園都市線の新駅は「ロイズタウン駅」に決定!

昨年、学園都市線の当別町エリアに新駅を作るという構想が発表され、このブログにおいても、

という記事を書いたのですが、ついにその新駅の名が決まりました。



「ロイズタウン駅」

です。

やっぱり「ロイズ」が入りましたかー。思ったよりシンプルでしたが。
企業名が駅名に含まれるのはJR北海道では「サッポロビール庭園」に次ぐ2例目になります。

場所は、学園都市線のあいの里公園駅と石狩太美駅の間で、チョコレートで全国的に有名なロイズふと美工場のすぐ側になります。

地図で言うとこのあたり。

開業は2022年4月の予定です。ちょうどあと1年ですね!

 

新駅「ロイズタウン」のイメージ図

令和2年10月14日に当別町により行われた説明会の資料に、ロイズタウン駅と駅前広場のイメージ図があったのでシェアします。

ロイズタウン駅と駅前広場のイメージ図。(当別町説明資料より引用)
※これはあくまでも昨年10月時点でのイメージ図ですので、すでに変更になっているかもしれませんし、これから変更になる可能性もあります。ご承知置きください。

 
いやー、いいですね!
私は何度もこの付近を通っていますけど、そこにこんな素敵な空間ができると思うとワクワクします。

この説明会の資料、新駅を中心とした行政的な構想が語られていて面白いです。現在人口1万5千人の当別町ですが、2万人を目指してまちづくりを考えているようです。



良かったら見てみてください。

【JR札沼線新駅設置及び駅前広場整備に係る説明会の資料】

 

ロイズタウン駅予定地の現況写真

昨年10月の話ですが、このロイズタウン駅予定地の写真を撮影してきたので、シェアします。
まずは周辺の地図と撮影位置です。

ロイズタウン駅予定地の周辺地図と写真の撮影位置・撮影方向(国土地理院地図を引用し改変)

赤い①~⑤がだいたいの撮影位置で、赤い矢印が撮影方向です。

①国道337号線から北向きに撮影。遠くに小さく踏切とロイズふと美工場が見える(2020年10月撮影)
②踏切を越えたあたりから撮影。中央にある建物がロイズふと美工場、右側の緑地がロイズタウン駅駅前広場予定地(2020年10月撮影)
③踏切の手前から当別方面(北東の方角)の線路を望む。電車のいるあたりが新駅ができる場所。
④少し線路に近づいて撮影した写真。中央の緑地帯が駅前広場になる予定
⑤別角度から見たロイズタウン駅予定地(2020年10月撮影)

はい。こんな感じです。

今は何もないこのエリアに新しい駅ができて人がたくさん訪れる・・・、なんて夢のある話なんでしょう。
廃線・廃駅ラッシュの北海道において、新駅が誕生するのは大沼駅の近くに「流山温泉駅」ができて以来20年ぶりらしいです。マジ胸熱です。

上の③の写真をよく見るとわかりますが、ロイズ工場の西側(写真左側)には新工場も整備しています。この新工場には、新駅オープンに合わせて工場内を見学する施設が設置され、さらに現在の工場にある直営店舗もこちらに移転拡張するようです。

③の写真の拡大。ロイズふと美工場の西側に新工場を建設中(2020年10月撮影)

これは昨年10月の写真なので、現在はもうほとんど完成しているはずです。もし行く機会があったら写真を撮ってきます。

 
さてさて、新駅設置、ロイズ工場の拡張、見学施設の設置。これらがどのように地域の発展に繋がっていくのがとても楽しみですね。