ツルハの旭川駅前複合ビル(ツルハ旭川中央ビル)が出来てきた。旭川西武跡地、2021年3月の様子

旭川西武跡地に建設中の複合ビル(2021年3月)。3階より上はホテルアマネク旭川駅前(wikipediaより)仮称)になる予定

 
大手ドラッグストアの(株)ツルハが旭川駅前に建設中の複合ビル・(仮称)ツルハ旭川中央ビルがかなり出来上がってきたので、その様子をレポートします。

上の写真は、2021年3月に旭川に訪れた際に撮影したものです。1年前に見たときは更地だったのですが、巨大な建造物が建っています。完成形は17階建ていうことですので、ほぼその高さまで立ち上がっている思われます。

 

旭川駅前から見た買物公園と建設中のツルハ旭川中央ビル(写真右側)。2021年3月撮影

これは少し遠くから見た写真です。後ろにある商業施設「feeeal旭川」が10階建てですが、それよりも遥かに高い建物だとわかります。

過去の写真と比較してみましょう。
 

2020年1月末の旭川買物公園と西武旭川店跡地

これが2020年1月末に撮影した写真です。まだ旧西武B館が解体工事中だったので仮囲いとクレーンが見えますが、ほぼ更地の状態でした。ここから1年ちょっとであんなのが建つんですね。

 

2019年11月に撮影したの買物公園と旧西武旭川跡地

さらに過去の写真で、2019年11月に撮影したものです。このときも旧西武旭川の解体作業中で、上で紹介した1月の写真より大きく残っていますね。

 

(再掲)2021年3月の買物公園と建設中のツルハ旭川中央ビ

上と同じですが、比較のためにもう一度載せました。こうやって見ると、新しいツルハの複合ビルは巨大で、旭川の新しいランドマークになりそうですね。

 

旭川西武跡地に建設中の(仮称)ツルハ旭川中央ビル

さて、ここで(株)ツルハが建設中であるツルハ旭川中央ビルの概要を少々。

2016年、長い間旭川駅前の「顔」であった西武デパート旭川店が閉店し、時代の流れを感じてガックリしていたのですが、その土地の一部(旧西武A館、古くはAMS館の場所)を取得したのが大手ドラッグストアの株式会社ツルハ。2020年1月、ツルハがその発祥の地である旭川の駅前に、17階建ての複合商業ビルを建設することを発表しました。

そのとき書いた記事がこれです。

旭川駅前の元西武A館跡にツルハが17階建ての複合ビルを建設。2021年秋開業へ
この写真は昨年(2019年)11月に撮影した旭川駅前広場と買物公園です。ちょうど雪の日でした。 私は子供の頃、旭川市に住んでいたのですが、今の買物公園を見ると寂しい限りです。人があまり歩いていませんし、なんと言っても、駅前の西武デパートがありません。この写真で正面右側に見えるのが解体工事中の西武デパートB館です。かつて11階まであった建物も、この段階では5階ぐらいの高さになっていますね。この写真か...

ツルハ旭川中央ビル建設予定の場所と看板(2020年1月末撮影)

ビルの規模は鉄骨造・地上17階建てで、延床面積は約7,000㎡とのこと。
1~2階がツルハドラッグや飲食店、フィットネスクラブなどの商業施設、3階から17階がホテルとなる予定です。

着工したのが2020年3月で、オープンが2021年10月の予定となっています。あと半年ですね。

 

ホテルは(仮称)ホテルアマネク旭川駅前の予定

入居するホテルがどこになるのか注目されていたのですが、2020年3月、株式会社アマネクが入居することを発表しました。

https://amanek.jp/information/20200326-145/

こちらもまだ仮称ですが、「ホテルアマネク旭川駅前」となっています。

ホテル アマネク旭川駅前(仮称)概要

所在地:北海道旭川市1条8丁目右1号
敷地面積:3,133.81㎡(947.97坪)の内、1,897.86㎡(574.10坪)
延床面積:6,906㎡(2,089坪)
構造規模:鉄骨造 地上17階(ホテル部分は3Fから17F)
客室数:221室(ダブル:65室、ツイン:117室、トリプル:39室)
開業予定:2021年(令和3年)10月予定
公式サイトから引用

最上階に大浴場と露天風呂があるとか、スキー・スノーボード用の乾燥室があるとか、いろいろとツボを押さえた観光客向けのホテルになるようですね。シングルが無いので出張には使えなさそうですが、これは楽しみです。

 

変わらないものはない

高校生時代まで旭川で過ごし、買物公園の賑わいを知っている私としては少し寂しいのですが、世の中、変わらないものはありません。これが時代の流れであり、街と人のひとつの進化の形です。

私も変わっていく旭川の街を楽しんでいきたいと思います。
 

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