今回は滝の紹介。
北海道遠軽町丸瀬布にある「山彦の滝」です。
写真が古くてすみません。
最近はあまり撮影に出かけられないものですから・・・(^^;)
わざわざ市町村名に「丸瀬布」と加えるのは、この写真を撮るちょっと前までは「丸瀬布町」という別の町だったからです。2005年・平成の大合併の際に隣の遠軽町と合併しました。
この山彦の滝は、落差28mの滝。水量も落差もそれほどではありませんが、周りの風景と相俟って美しさを感じる滝です。そしてこの滝は他の滝にはあまりない大きな特徴があります。それは、滝を裏側からも見られることです。
冒頭に載せた写真は正面から撮った写真ですが、この写真は真横から撮ったものです。これを見てわかるとおり滝の裏側に壁が無いため、空中に滝が落ちている感じです。この滝壺の周りは人が歩けるようになっており、裏側からも滝を見ることができます。このことから、この滝は「裏見の滝」とも呼ばれているようです。
これが裏側から撮影した写真ですね。ちょっと珍しい体験でした。
この山彦の滝は真東向きの滝ということで、ご利益が深いらしいです。そのため滝には成田不動尊が祀られており、毎年7月28日には例祭が行われるようです。
この滝に行くには駐車場から200mぐらい歩かなければならないのですが、滝の下流の渓流が美しく、とても気持ちの良い遊歩道になっています。
自然を身近に感じられる素敵な場所ですので、機会があったら是非訪れてみてください。結構オススメです。ちなみに真冬は完全に滝が凍るので、一本の氷の柱になるそうです。ライトアップもしているそうなので、真冬に行くのも面白いかもしれませんね。