洋菓子・パンの店「フェルム ラ・テール美瑛」が2017/6/1オープン! レストラン・カフェも併設。フードパーク構想も

2019年10月22日

今朝の北海道新聞に気になるニュースが載っていたので紹介します。「丘の町」で有名な北海道・美瑛町に東京の洋菓子店ラ・テールが店をオープンするみたいです。その名も、

「フェルム ラ・テール美瑛」

  「フェルム ラ・テール美瑛」の外観写真 公式Facebookからお借りしました
  「フェルム ラ・テール美瑛」の外観写真 公式Facebookからお借りしました

お菓子やパンを販売するショップにレストランとカフェが併設された複合型の施設のようですね。今日・明日(2017/5/27・28)は、プレオープンしているようですが、正式オープンは2017/6/1です。



◆フェルム ラ・テール美瑛
場 所:北海道上川郡美瑛町字大村村山
時 間:店舗9:00〜18:00、レストラン・カフェ11:00〜21:00
定休日:月曜日

いやあ、これは良いですね! 近くに住んでいれば間違いなくプレオープンに行ったと思います。お菓子とかパンとか、なんと魅惑的なキーワードなんでしょう。公式Facebookも見ましたが、店内もとてもオシャレです。

「ラ・テール」は東京都内に13店舗を展開してる洋菓子とパンの製造・販売会社です。調べた感じでは東京以外の店舗は今回の美瑛が初めてのようなので、「何故いきなり美瑛に?」と思ったのですが、実は、この会社では、10年以上前から美瑛産の小麦を使用していたそうなんですね。

そこで、2015年に美瑛町内に期間限定店舗をオープン。その売り上げが上々だったようで、この2017年の正式オープンに至ったようです。もちろん、この店舗でも、美瑛産小麦や地元の食材を使用するとのことです。レストラン・カフェが併設されるので、これからのシーズンは人気になりそうですね! すぐには無理ですが、私もいずれ食べに行きたいと思います。
 

実は、ラ・テールの計画はこれで終わりではありません。ラ・テールは美瑛町内の15ヘクタールという広大な土地を町から借りることになっており、そこに巨大なフードパークを5~10年かけて建設する計画を立てています。今回のショップのオープンはその壮大な計画の第1期にあたるとのことです。今後の計画では、

・2期 製品工場や食関連の物販施設
・3期 小麦の製粉工場、オーベルジュ、コテージといった宿泊施設
    周辺にイングリッシュガーデン

という感じで整備をしていくようです。

このような大型観光施設の建設は私的には大歓迎なんですけど、少し場所が微妙な感じがあります。美瑛と言えば、美しい丘陵地帯や、木や花などの自然風景がウリの観光地です。そんな中に、そんな大規模な人工的な施設を作ってしまうと、景観やイメージを損ねてしまうのではないかという不安があります。



もちろん、近年はたくさんの人が訪れている観光地なので、テーマパークとしては成功するかもしれませんし、相乗効果でさらに観光客が増える可能性もあります。ただ、私は、「美瑛」という町が別のものになってしまうことが少し怖いです。上富良野の深山峠にトリックアート美術館が出来たときの衝撃を思い出しました。大好きだった風景がまったく別のものになってしまいました・・・・

案の定、この計画には住民側から大きな反発があったようですね。でも、町は「雇用創出」を理由に計画を進めたみたいです。
 

って、せっかく北海道に新しい大規模施設が出来るのに、マイナス思考は良くないですよね(笑)
そんなことは当然ラ・テールさんも分かっているでしょうから、イメージにあった施設整備をしてくれると信じます。

とりあえず美瑛の地元産の材料を使ったお菓子とパンは、夢にも出てきそうなので、早く食べに行きたいですね!

それでは今日はこの辺で。

p.s.
中富良野町に同じ名前の温泉ホテルがあるのですが、それとの関係は見つけられませんでした。ただの偶然?