先日投稿したサロマ湖の記事で、湖と海がつながっている湖口の部分のストリートビューを紹介しましたが、最近のGoogleMapのストリートビューは本当にすごいですね。
公園や景勝地の遊歩道を歩くように見ることができたり、展望台からの風景がピンポイントで見られたりします。中には、「え? こんなところが見れるの?!」という場所に行けたり、年寄りくさい発言ではありますが、「時代が変わったなあ・・・」と思ってしまいますね。
ゴールデンウィークにサホロリゾートのベアマウンテン(熊が放牧されていて、安全な遊歩道から見ることができる施設)に行こうと思って調べてみたら、なんとストリートビューで、遊歩道をコンプリートしてしまったので、実際に行くのはやめてしまいました(笑)
さて、今回は、そんな「こんなところが見れるの?!」の1つとして、ロシアのカムチャッカ半島にある湖「クリリスコエ湖」を紹介したいと思います。
私がこれを見つけたのは本当に偶然で、アイヌの歴史が好きなので、GoogleMapで千島列島をいろいろと調べながら北上していき、カムチャッカ半島に見知らぬ湖を見かけたので、「たまたま」ストリートビューで景色を見てみただけなんです。
ご存じのように、GoogleMapの右下の人形のマークをマウスカーソルで持ち上げると、ストリートビューが見られる場所に色が付くのですが、クリリスコエ湖でそれをやると、なんと湖の真ん中にビューポイントが。そこを表示してみてびっくり。
湖に浸かり、鮭を食べながらカメラを見ている熊がいたんです!
ちょ、こ、これってどうやって撮影したんだ?!
ストリートビューなので、360度画像なのですが、一周しても真下を見ても、撮影者は愚か三脚も見当たりません。というか、このアングルで、撮影者の足が写っていたら怖いですが(笑)
ということで、これはたぶんドローンでの撮影なんでしょうね。良い時代になりました。AirPano.comという非営利企業が投稿した画像のようです。最近のストリートビューはGoogleが制作した写真だけではなく、規格が合っていれば誰でも画像を投稿できるので、このようなピンポイントの写真が増えてきました。
ちなみに、このストリートビューの元画像はこれです。ストビュー本体の埋め込みなので、マウスで操作できます。
熊だけでも驚きですが、周りにいる赤い魚(鮭)の数もすごいですね。クリリスコエ湖の秋は、こんな状態になるんですね。
あと、グルッと回して見ていただけるとわかるのですが岸にも熊がウロウロしていて、さらに少し離れたところに人間が数人居ます。これ、安全なんでしょうか? もしかすると、その人たちがこのドローンを操縦しているのかもしれませんね。見える範囲に他の人がいないので、たぶんそうですね。
個人ではなく、企業がやっていることなので、おそらく取材で訪れたのだと思いますが、とんでもない瞬間に居合わせたものです。天気も良く、湖も山も美しいとても素晴らしい写真ですね~ 熊はともかく、この景観を見るために行ってみたくなりました、
いや~、ストリートビューって本当に良いもんですね!(by某映画評論家)
今後もいろいろと面白い風景を探してみます!
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