情報サイトをいろいろ見て歩いていて発見したのですが、スイスには恐ろしいほど急勾配の傾斜を上り下りするケーブルカーがあるらしいです。その名はシュトースバーン。上の画像がそうなんですが、見てください、この勾配。映し方もあるんでしょうけど、すごい場所ですね。
なんとこのケーブルカーの最大勾配が110%! 「110%の勾配」というのは、100m横に移動したら縦に110m上がっている勾配です。100m横に行って100m上がったら45度の角度になりますので、110%の勾配はそれを超えていることになりますね! これ、たぶんその場で見たらほとんど垂直の壁に見えると思います。これはケーブルカーの勾配としては世界一だそうです。
中央スイス地方の山・フロナルプシュトックの麓にはシュトースという山村があるのですが、そこはガソリン車乗り入れ禁止のリゾート地なんだそうです。そして、シュヴィーツ郊外のシュラットリからシュトースへ結ぶケーブルカーがこの「シュトースバーン」。長さ1720m、高低差744mを約4分で結んでいます。
紹介動画がありましたので、どうぞ。
面白い形のケーブルカーですよね。車両自体の傾斜が大きく変わるため、ドラム状の4つキャビンが自動で回転し、中は常に水平を保つように作られているそうです。すごいですよね。こんなケーブルカー、他にあるんでしょうか?
ちなみに、この区間は1933年からケーブルカーで結ばれている歴史のある場所なのですが、昨年(2017年)12月にリニューアルしたのがこれなんだそうです。総工費は5200万スイスフラン。えと、日本円だと、1スイスフラン=116円なので、約60億円!!
場所はここになります。
このケーブルカーの位置は、平面で見るとイマイチわからないのですが、立体で見ると、すごいことになっています。
Σ( ̄□ ̄ノ)ノ!!!
こ、こんな崖を登っていくんですか?!
無理無理無理!! 私は行きません!!(←高所恐怖症)
スキー客が多いらしいですが、この崖をスキーで降りるって可能なんでしょうか?! 飛び降りるようなものでは・・・
最後に上の動画のスクリーンショットを何枚か紹介しますね。
とても素晴らしい風景なんですが、正直私は恐怖を感じます(笑)