先日、新聞を読んでいたら、「青森発新千歳空港行きの便が、エンジントラブルで緊急着陸した」という記事が載っていたのですが、そのとき思ったのが、ずいぶん短い航空路だなあ、ということです。(もちろん、この便の乗客は全員無事でした)
考えてみたら、札幌丘珠空港発函館行きという便もありますし、陸路で札幌から青森に行くとなると、北海道新幹線が部分開業したとは言え、5時間ぐらいかかりますので、飛行機が飛んでいてもまったく不思議じゃありませんよね。
で、そのあと思ったのは、
「じゃあ、日本で一番短い航空路線はどこだろう?」
ということです。
北海道で一番短い航空路線
まず、北海道の話から。
北海道で一番短い定期航空路線は、北海道エアシステム(HAC)が運行している、
函館空港 ←→ 奥尻空港
です。
直線距離で約120キロ。飛行時間は約20分です。
日本で一番短い航空路線
では、本題の日本で一番短い定期航空路線は?
これは沖縄県にあります。琉球エアーコミューター(RAC)が運行している、
南大東空港(南大東島) ←→ 北大東空港(北大東島)
です。
なんと直線距離で12km!
風向きによりますが、飛行時間は最短で約3分!!
これはもう「放物運動」と言って良いのではないでしょうか?!(笑)
そのフライトを撮影してyoutubeにアップしてくださった方がいらっしゃるので、
紹介しておきます。もちろんノーカットです!
いやあ、面白いですね~
テイクオフが1:05ぐらいで、ランディングが4:10ですので、本当に約3分ですね。
どんなところなんだろうと色々と妄想を繰り広げておりましたが、このように動画で見ると身近に感じてしまいますね。
風向きが逆の日は、反対向きの離陸して、グルッと回って反対側から着陸するので、おそらく倍以上の時間がかかると思われます。
ちなみに、この航空路線、運賃は普通運賃で8,500円。しょうがないことですが、おそらく日本で一番距離単価が高い航空路線でもあるんでしょうね。
日本で二番目に短い航空路線
ついでなので調べてみました。日本で二番目に短い航空路線はどこなのか。
正直、調べられるか自信がなかったのですが、先ほどの動画を投稿してくださった方が、別動画で紹介してくれてました。
日本で二番目に短い航空路線は、鹿児島県!
日本エアコミューター(JAC)が運行している、
奄美空港(奄美大島) ←→ 喜界空港(喜界島)
直線距離で約24km。
フライト時間は最短で約8分!
やっぱり離島では距離と関係なく航空路が必要なんですよねー。
この路線は1日に3往復も飛んでいるそうです。
というわけで、、、
千歳のエンジントラブルから、ものすごく飛躍した話になってしまいましたが、こういう、知っていても実生活に何一つ役に立たない豆知識も面白いですよね(爆)
それではまた、もっと役に立たない無駄知識を仕入れてお伝えしたいと思います(笑)