「キタキチョウ」道南・福島町で発見された珍しい蝶と、蝶の越冬方法について

キタキチョウ。今回のとは別の個体。Wikipediaより引用

 

キタキチョウが30年ぶりに道内で確認される

道南の福島町で珍しい蝶々が発見されたそうです。

その蝶の名は「キタキチョウ」。
発見・捕獲したのは「道南虫の会」の会員の方で、6月9日、福島町内で雄1匹を捕獲したとのことです。

キタキチョウ自体は日本では珍しい蝶ではないのですが、ほとんどが東北地方以南に生息しているらしいです。前回、道内で確認されたのは、1990年9月25日(奥尻町)なので、なんと30年ぶり。


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これまで道内では5例しか確認されていないということなので、今回が6例目となります。相当レアな蝶ということですね。

今回捕獲したキタキチョウの大きさは約4センチ。斑点の位置から秋に生まれて越冬した個体だということです。すごいですね。斑点でそんなことがわかるんだ。というか、蝶の越冬ってどうやってするんでしょう? これは後ほど調べてみたいと思います。

 

キタキチョウは生息範囲が北上している

さて、おそらく津軽海峡をひらひらと飛んで越えてきたと思われるキタキチョウなのですが、実は、ここ数十年の間に生息範囲が北上しているようです。温暖化の影響でしょうか?

他にも同じように生息範囲が北上しているヤマトシジミなどとともに、道南虫の会では調査を行っているそうで、今後、これらの蝶が北海道に定着する可能性もあるということです。それは楽しみですね!

 

キタキチョウとモンキチョウの違い

キタキチョウというのは「キチョウ」の中の一種で、他には南の方に生息する「ミナミキチョウ」というのがいるらしいです。

北に居るキチョウがキタキチョウだったとすると、私が小さい頃から旭川や札幌で見て来た黄色い蝶はいったいなんだったのか、と思いました。あれはキチョウじゃないの? 姿は似ていますよね?

と思って調べたら、一般的によく見る黄色い蝶は「モンキチョウ」なんですね。そういえば小さい頃はそう呼んでいたような(笑)

似ていますが、比べてみると結構違います。

キタキチョウ。冒頭と同じ写真。
ことらは北海道各地でよく見るモンキチョウ。Wikipediaより引用

これは明らかに違いますね。モンキチョウの方がスッキリしています。普段なにも考えず見ていますが、注意してみるとこんなにも違うもんなんだ。勉強になるなあ。

 

蝶の越冬

さて、先ほど話題にした蝶の越冬についてですが、調べてみると、種類によっていろいろあるようです。

■さなぎで越冬するタイプ

モンシロチョウやアゲハチョウがこれだそうです。
木や軒下になどにくっついてさなぎとして越冬するとか。

■幼虫で越冬するタイプ

オオムラサキは、さなぎの前の段階である幼虫で越冬するそうです。エノキの木の根元などで見つかることも多いとか。

■成虫で越冬するタイプ

ムラサキシジミやキタテハ、アカタテハ、ヒオドシチョウなどは成虫で冬を過ごすようです。枯れ葉などに身を隠してじっと春を待つようですね。これは普通に冬眠ですね。北海道でも可能なんだろうか。凍ってしまって仮死状態になりそう(^-^;)

■南に渡って越冬するタイプ

これはびっくり。渡り鳥と同じように越冬のため南に渡る蝶がいるそうです。
オオカバマダラという蝶なのですが、アメリカ、カナダ、メキシコを行ったり来たりしながら季節を乗り越えるみたいです。驚異ですね!!

 
ちなみに、今回参考にしたのは、このサイトです。

 
うーん。蝶も奥が深いですね。今度見かけたら、よく観察したいと思います!
 

あ、3月に投稿した以下の記事に新情報があったので追記しました。

 


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