昨年(2017年)2月に「記憶の中の奥白滝駅|今は亡き秘境駅「白滝シリーズ」」という記事で、石北本線(新旭川~網走)の駅が少なくなって寂しいなあ、という話をしたのですが、数日前の新聞で、さらに石北本線の駅を廃止しようとしていることがわかりました。
JR北海道が廃止を検討している石北本線の駅は次の5つ。
・北日ノ出駅(旭川市)
・将軍山駅(当麻町)
・東雲駅(上川町)
・瀬戸瀬駅(遠軽町)
・生野駅( 〃 )
どれも1日あたりの乗降客数がかなり少ないんだそうです。
あれ?? 北日ノ出駅って、あの旭山動物園の最寄りの駅ですよね。でも、特急も快速も止まりませんし、動物園へ行く人は利用しないんですね。
旭山動物園がブレイクしたときから、この駅を活用すればいいのにって思っていたのですが、何故なんだろう? 札幌から季節運行で「旭山動物園号」という臨時特急が出ているのですが、それを北日ノ出駅終着にすればいいんですよ。旭川市としては、旭川駅で乗り降りしてもらいたいのかなあ・・?
さて、これらの駅をWikipediaで調べたら、駅舎の画像と乗車客数がわかったので紹介しますね。
■北日ノ出駅
1日あたりの平均乗車人員:1.2人
■将軍山駅
1日あたりの平均乗車人員:2.6人
■東雲駅
1日あたりの平均乗車人員:1.2人
※現在は解体され、駅舎は無し
■瀬戸瀬駅
1日あたりの平均乗車人員:1.4人
■生野駅
1日あたりの平均乗車人員:0.6人
こんな感じです。
ん~。1日あたりの乗る人が1人とかハンパ無いですね。そんな状況だったとは・・・。
瀬戸瀬のあたりはクルマでなんども走りましたが、結構大きな集落があるんですよね。みんなマイカーで移動するってことでしょうか。
利用している人がいる限り無くなっては困るのかもしれませんが、営利企業である以上はこれではたまりませんね~
なんとかJR北海道を救う良い方法ないんでしょうか?!