「7月の北海道を観光するならどこがオススメ?」
と聞かれたら、私は迷わず、「美瑛から富良野にかけてのお花畑」と答えます。
ぜるぶの丘、かんのファーム、四季彩の丘、日の出公園、フラワーランドかみふらの、ファーム富田、彩香の里などなど、「花人街道237」と呼ばれる国道237号線の沿線には日本有数のお花畑がたくさんあり、7月中旬から8月上旬に見頃を迎えます。
そんな中で今回取り上げたいのは、中富良野町のファーム富田。ラベンダーやポピーを始め、様々な花を楽しむことができます。私は、7月のこの農園を見るだけでも、
北海道に来る価値があると思います。
ファーム富田が観光名所として有名になったのはここ20年ぐらいの話ですが、農園としての歴史は古く、創始者である富田徳馬氏がこの地で開墾を始めたのは1903年の話です。そして香料としてのラベンダーの栽培を始めたのは、徳馬の孫である富田忠雄氏で、1958年のこと。その後、いろいろと工夫をしながら事業を拡大し、ポプリや香水、石けんや化粧品まで自社開発を行う企業に発展しました。
さて、そんなファーム富田ですが、広大な敷地に、「これでもか」と言うぐらい多種多様の花々が咲き誇っています。わずかではありますが、写真で紹介したいと思います。
まずは定番、ラベンダーを少し。(2006年頃撮影)
ポピー園も圧巻です。この鮮やかな色は、一生忘れないでしょうね。
そして、「夏」と言えばこれでしょうか?
8月になっても衰えを知りません。
※写真が古いので、現在は畑の配置が多少違うかもしれません。ご了承願います。
ちなみに、私はこれまで色々な花の写真を撮ってきましたが、ラベンダーの写真ってめちゃくちゃ難しいです。あの鮮やかさが上手く表現できないんですね。修行が足りないです(笑)
まだまだ写真のストックはあるので、別の機会にまた紹介します。