北海道の道東にある浜中町には、魅力的な観光スポットがたくさんあるのですが、今回はその中のひとつ「アゼチの岬」を紹介しましょう。
大平洋に突き出た霧達布(きりたっぷ)半島には、霧達布岬という景勝地があり、こちらは有名なので観光シーズンは多くのひとが訪れます。アゼチの岬も同じ半島にあって、すぐ近くにあるのですが、それと比べると地味な印象があります。
アゼチの岬の魅力はなんといっても、そこから眺められる不思議な光景です。目の前に広がる琵琶瀬湾(びわせわん)には、嶮暮帰島(けんぼっきとう)や小島、ゴメ島などの島々が浮かんでいます。
この島々が独特な形をしていて、なんとも奇妙な感じになっています。
この中で一番大きな嶮暮帰島(上の写真の奥側)は完全な無人島なのですが、本土から600mしか離れておらず、昔は干潮時には陸続きになって徒歩でも渡れたそうです。
1971年にはムツゴロウこと畑正憲さんが、この島に1年間だけ住んでいたそうです。電気とか水とかはどうしてたんでしょうね?
野鳥の宝庫でもあるようで、国内絶滅危惧種に指定されているエトピリカを見かけることもあるそうなので、私も機会があれば行ってみたいですね~ 浜中町のペンションなどではこの島のツアーを企画したりもしているとのことなので、調べてみたいと思います。
手前の小島とゴメ島も良い味を出していますね。
望遠で覗くとたくさんの海鳥が羽を休めてました。
野鳥の王国・サンクチュアリ・・・
ここは、そんな場所なんですね。