今回は、北海道の風景写真の紹介。
上の写真は、斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ「知床横断道路」の途中から、夜の根室海峡と国後島を撮影したものです。2008年10月、18時ごろの撮影です。上空に浮かぶ月と月明かりに照らされる根室海峡がとても綺麗で、呆然とその風景を眺めていた記憶があります。左下の陸地で光っているのは羅臼町の街明かりです。
知床横断道路のほとんどは「知床峠」と呼ばれる峠道で、道幅は広くキチンと舗装はされているものの、傾斜がきつい部分あったりヘアピンカーブが連続することから、昔から「難所」とされています。しかしながら、標高738mの頂上付近からの眺望は素晴らしく、私は大好きな場所です。この写真はその峠の頂上付近で撮影したものです。
観光客がほとんど居ない季節の真っ暗な峠道でクルマから降りるのは、ちょっと勇気が要るのですが、それを吹き飛ばしてしまうような幻想的な風景でした。下の写真は同じ場所での別カットです。
札幌からは遠くてなかなか行くことはできませんが、機会があったら、また訪れたいと思います。