宇宙・天体観測 火星の地下に湖が発見される。火星に生命が存在する可能性がグンと上がった おそらくこれは画期的な発見なのではと思います。 2018年からその可能性は示唆されてきましたが、詳しい観測と分析の結果、火星の地下に液体の水の湖が複数存在しているとの論文が発表されました。 かねてから、「太古の火星には水があり、生命に適した環境だった」と言われていましたが、これは現在の話です。なんと、現在の火星にも液体の水があったのです。 今日は、2020/10/6。火星と地球が最接近する日です。... 2020.10.06 宇宙・天体観測サイエンス
宇宙・天体観測 火星と月の最接近(ランデブー)を普通の一眼レフで撮影してみた(2020年10月3日) 火星が地球に大接近 最近、日没直後に西の空に赤く明るい星が輝いています。 火星。マーズ。地球のすぐ外側を回る太陽系第4惑星。 地球と同じ方向に太陽の周りを回っており、公転周期の差から2年2ヶ月ごとに地球が火星を追い越すのですが、その最接近が2日後の10月6日に迫っています。そうです、今は地球のすぐ目の前に火星があるのです。 現在の火星の視等級は-2.5。一時的に木星よりも明るい星となっています。 ... 2020.10.04 宇宙・天体観測
宇宙・天体観測 小惑星「2018VP1」が地球に衝突?! その確率0.41%。2020年11月2日 2018年に発見された「2018 VP1」という小惑星が地球に向かってきているみたいですね。 2020/7/2には関東で大火球が目撃されて結果隕石でしたし、つい数日前も同じように火球が目撃されています。さらに、2020/8/16には車サイズの小惑星「2020QG」が地球の上空3000kmを通過したとのこと。天文学的には3000kmなんて無いに等しい距離ですよね。 そして、今回の小惑星「2018VP... 2020.08.27 宇宙・天体観測サイエンス
宇宙・天体観測 「はやぶさ2」カプセル、12月6日帰還決定。次の目的地は小惑星2001AV43か1998KY26 小惑星探査機はやぶさ2の地球帰還は2020年12月6日 小惑星リュウグウでの探査を終えて地球へ向かっている探査機はやぶさ2の帰還予定日が決定しましたね。 2020年12月6日 です。 この日付については7月22日に公表されていたのですが、正式にオーストラリア政府の着陸許可の連絡があったのが8月10日だったということです。 着陸と言っても、実際に地球上に着陸するのは、小惑星リュウグウで採取した試... 2020.08.25 宇宙・天体観測サイエンス
宇宙・天体観測 再びネオワイズ彗星の撮影。今度はキレイに撮れました。画像処理ソフト・YIMGのレビューも 前の記事で2020年7月15日にネオワイズ彗星の撮影に成功したという話題を書きましたが、その3日後の7月18日にはさらにキレイなネオワイズ彗星の写真が撮れたので、シェアします。ちょっとバタバタしていて、投稿が遅くなりました。 今度は真剣に撮影 前回の7月15日は、肉眼でも見えず、夕方に撮影したという報告もない中で、本当に写るのか半信半疑で撮影していたので、三脚も使わずに適当な撮影でした。後でパ... 2020.07.24 宇宙・天体観測サイエンス
宇宙・天体観測 夕方のネオワイズ彗星の撮影に成功。今後は日没後の撮影が良さそう【追記あり】 夕方のネオワイズ彗星の撮影に成功したので、シェアします。今回は手持ち撮影になってしまったため、ひどく粗い画像になってしまいましたが、個人的には初の彗星撮影だったので、テンション上がりまくりです(笑) 7月15日、「夕方」のネオワイズ彗星の撮影に成功 なぜ「夕方」を強調しているかというと、これまでのみなさんの撮影事例では、ほとんどが朝方の撮影だったからです。それもそのはず、これまでは太陽よりも先... 2020.07.16 宇宙・天体観測サイエンス
宇宙・天体観測 ネオワイズ彗星(C/2020 F3)を観測しよう。方角・位置・明るさなどの情報まとめ 来ましたねー、ネオワイズ彗星。 こんなに明るくなるとは聞いてなかったので、油断していました。 2020年7月上旬、世界各地で観測され、その明るさは0~1等級という肉眼でも見える明るさになっています。 今回は、ネオワイズ彗星について、見える位置や明るさの変化などの情報をまとめてみました。 ネオワイズ彗星とは? いろいろと天文関係のサイトを読みあさっている私でも、その名前を聞いたのは最近です。それ... 2020.07.10 宇宙・天体観測サイエンス
日本あれこれ 青森県大間町でゴジラ型の雲が出現。ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲ってどんな気象現象? 青森県大間町から津軽海峡の方向に不思議な雲が現れたようです。2020年7月5日のことです。 これは、「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」という気象現象ですね。今回はその「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」についてお話ししたいと思います。 津軽海峡にゴジラにしか見えない雲が現れた 最近、珍しい気象現象が多いですね。環水平アークが頻繁に出現したり、夜光雲が3日連続で出現したり・・・ 先日の白い... 2020.07.08 日本あれこれサイエンス雑学
宇宙・天体観測 関東を中心に明るい火球が目撃される(2020/7/2)。隕石か? 破片が地表に落下した可能性も【追記あり】千葉県習志野市で隕石発見 2020/7/2、関東で超明るい火球が流れた 今朝起きたらツイッターが騒然としていて何事かと思いました。 今朝(2020年7月2日)未明、関東地方を中心に火球が目撃されたようですね。かなり明るい大きな火球で、音もすごかったみたいです。 これはすごい。 火球のニュースがときどき見ますが、こんな明るくまぶしいのはあまりありません。 これは新聞社の公式動画ですが、映像自体はKAGAYAさんという... 2020.07.02 宇宙・天体観測ニュース
宇宙・天体観測 木星と土星のランデブーや木星の四大衛星を普通の一眼レフで撮影してみた(2020年6月13日) ここのところ、夜中になると木星と土星が仲良く並んで地平線から昇ってきます。なかなかの風景です。 今年は惑星の接近や日食など、天体のイベントが多いですね。 私のような駆け出しの「なんちゃって天体フォトグラファー」にはうれしい限りです。 5月24日に「金星と水星のランデブー(大接近)を撮影してみた」という記事を投稿したのですが、今回は木星と土星のランデブーを撮影したというお話です。もちろん、普通の一眼... 2020.06.30 宇宙・天体観測