サイエンス

宇宙・天体観測

小惑星イトカワの微粒子は15億年前に何かの衝撃を受けていた!隕石の衝突か?!

今年(2018年)の6月末に探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに到着し、すでにいろんな画像が届けられていますね。毎日新しいニュースが入るのを楽しみにいています。 そんな中、少し興味深いニュースを発見したのでシェアします。 「15億年前に衝突、破壊か イトカワの母天体、大阪大」 これははやぶさ2ではなく、初代はやぶさが行ってきた小惑星イトカワの話です。   2003年に地球を出発し、多くの故障に見舞...
宇宙・天体観測

準天頂衛星システム「みちびき」4号機打ち上げ成功。日本版GPS・誤差6cm以下の測位システム構築へ

本日(2017/10/10)、準天頂衛星システム「みちびき」4号機が無事打ち上げられましたね。予定通り軌道に投入されたようです。 ・初号機 みちびき 2010年9月11日打ち上げ ・みちびき2号機  2017年6月1日打ち上げ ・みちびき3号機  2017年8月11日打ち上げ ・みちびき4号機  2017年10月10日打ち上げ ←イマココ 「準天頂衛星システム」というのは聞き慣れない言葉ですが、日...
サイエンス

また太陽フレア! 9月12日未明にもコロナガスが地球に到達。太陽、大丈夫?

つい先日、大規模な太陽フレアが発生して、通信トラブルの警戒をしたところですが、「また」です。9月11日の午前0時半ごろにも大規模な太陽フレアが発生したようです。前回よりも若干小さめ(X8.2)だそうですが、それでも通常のフレアの800倍という強度です。 ・・・・大丈夫か? 太陽。。 ただ、今回のは、地球から見て太陽の端の方で発生した爆発のようで、規模は大きくても、向きの関係で地球に到達する噴出ガス...
サイエンス

2017/9/6 大規模な「太陽フレア」観測。衛星や通信機器に影響の可能性。地震も関係あるのか?

昨日のニュースで太陽フレアの話題が出ていたので、これは大変だとこのブログの記事を書き始めたのですが、少し寝不足気味だったせいか、投稿する前に寝てしまいました(爆) その太陽フレアの影響で、今日(9/8)いろいろと起こる可能性があったので、昨日はいろいろと書こうと思ったのですが、幸い重大な事件は起こってないみたいですね。良かった良かった。 ということで、今回は太陽フレアについてお話ししたいと思います...
宇宙・天体観測

Wow! シグナル – 強度6EQUJ5の宇宙からの電波(1977年)。地球外知的生命体からの通信か?

先日、NASAから土星の衛星・エンケラドスの地球外生命についてのレポートがあったばかりですが、今日のニュースでも、新たに太陽系外の地球型の惑星「LHS 1140b」が発見されたという記事が載ってましたね。 これについてはもう少し情報が出揃ってから記事にしたいと思いますが、昨年あたりから、このような地球外生命の話題が頻繁に出てきていますね。これは単に探査機や天体観測の技術が進んだ成果と考えることもで...
宇宙・天体観測

土星の衛星・エンケラドスに地球外生命の可能性。地底の海に魚が泳いでる?!

先週の金曜日にNASAが重大な発表があるというので、いったい何かと思ったら、土星の衛星・エンケラドスの地底の海の中に地球外生命がいるかもしれないという話でした。 ええ?! 知ってるよ? そんなこと! と思ったら、どうやら今回の発表は、エンケラドスの海の成分の話で、表面の氷から噴出する海水の中に水素分子が含まれることが分かったらしいです。
宇宙・天体観測

ハッブル望遠鏡が見た小マゼラン雲|大マゼラン雲ともに銀河の近くを移動中

3記事連続宇宙関係になってしまいましたが、どうも先日のヤマトの記事を書いてから頭の中が宇宙に飛んで行ってしまったようで、ずっと宇宙のことを考えています。ちなみに、BGMは初音ミクの「SPiCa」です。 乙女座の一等星・"ワガママな歳差"スピカについてもいろいろ書きたいことはあるのですが、今回は小マゼラン雲のお話。先日、宇宙戦艦ヤマト2199のお話を書きましたが、ヤマトがコスモクリーナーを取りに行っ...
宇宙・天体観測

世界最小ロケットSS-520の打ち上げが失敗-その大きさや重さは?

2017年1月11日から延期になっていた超小型の世界最小ロケットSS-520の打ち上げが、一昨日(1月15日)鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所で行われましたが、残念なことに失敗に終わりました。第1段の飛行は正常だったようですが、第2段の点火前に通信が途絶。姿勢が分からない状態での点火は危険を伴うため、断念したとのことです。 今回のロケットは超小型人工衛星TRICOM-1(約3kg)を打ち上げて、軌道...
サイエンス

月の水|クレーター内部の氷から月面開発の可能性を探る

野尻包介さんの小説「ロケットガール」シリーズの3巻「私と月につきあって」に、月で大量の氷が発見されるというシーンがあります。そしてそれを見た宇宙飛行士(なんと十代の少女!)が、「ここはいつか都市になるわ」と言います。 氷が都市になるまでには長い道のりがあるでしょうが、私はなるほど~と唸りました。もし無尽蔵に水が得られるとすれば、補給無しに人が生活できる環境を作れるのです。ということで、今回は月の水...
宇宙・天体観測

超深宇宙領域「ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド」

みなさん、この画像、何の画像だと思いますか? 星空の写真? それにしては、星の粒が大きいと思いませんか。   ハッブル望遠鏡というのがあります。この望遠鏡が実にすごいもので、なんと宇宙空間に浮いている望遠鏡なんです。 この画像、イメージ写真ではなく実写の写真です。スペースシャトルから撮ったらしいですね。このようにハッブル望遠鏡というのは、地球から600km上空の軌道上を周回している望遠鏡なのです。...