3記事連続宇宙関係になってしまいましたが、どうも先日のヤマトの記事を書いてから頭の中が宇宙に飛んで行ってしまったようで、ずっと宇宙のことを考えています。ちなみに、BGMは初音ミクの「SPiCa」です。
乙女座の一等星・”ワガママな歳差”スピカについてもいろいろ書きたいことはあるのですが、今回は小マゼラン雲のお話。先日、宇宙戦艦ヤマト2199のお話を書きましたが、ヤマトがコスモクリーナーを取りに行ったイスカンダルは大マゼラン雲にありました。
で、今日ネットを徘徊していたら、なんと小マゼラン雲の写真を発見。しかもハッブル望遠鏡で撮影した素晴らしいものだったので、「キタ━━(゚ ∀゚ )━━!!!」ということで、ここで紹介させていただきました。
引用元はハッブル望遠鏡の公式サイトで、こちらのページになります。さらに高解像度の写真もダウンロードできます。
いやあ、すごい画像ですよね。美しいにもほどがあります。本当に雲みたい。
以前ハッブルの紹介記事を書いたときは遠くの銀河のお話でしたが、今回は結構近いです。地球から19万光年。これを「近い」と表現するかは微妙なのですが、1994年に発見された「いて座矮小楕円銀河」(7万光年)、ヤマトが行った大マゼラン雲(16万光年)に次いで、3番目に地球に近い銀河なのです。
で、不思議なことに、このマゼラン雲たちはゆっくりと移動しているらしいです。「ん? 銀河って移動するものなの?」って思ったのですが、どうやらこの2つの銀河は特殊なもののようです。
地球のある銀河系の直径は約10万光年、大マゼランはも小マゼランも共に直径1.5万光年。私はずっと、同じような銀河だと思っていたのですが、地球のある銀河系の方が圧倒的に大きいんですね。そして、マゼラン雲たちは移動している。ここで、ひとつの仮説が生まれました。
マゼラン雲は銀河系の周りを回る伴銀河なのではないか?
ええ? そんなことがあるの?!Σ( ̄□ ̄ノ)ノ
あるらしいです。近年まではこれがマゼラン雲の定説でした。
しかしながら、近年のハッブルでの観測の結果、マゼラン雲たちの移動速度が判明し、
銀河系の周りを回るには速すぎるんじゃね?
という意見も出てきたということで、伴銀河という定説も揺らいでいます。
さあ、マゼランは銀河系の周りを回っているのか、それともただの通りすがりなのか・・・
今度会ったらスターシャに聞いてみたいと思います(笑)
それでは今日はこの辺で!