北海道はここ数日とても冷え込んでいます。
札幌の現在気温(1月13日23:00)はマイナス10℃ぐらいですが、道東や道北ではマイナス23℃とかになっているみたいですね。この時間でその気温なら、明日の朝方はいったい何度まで冷え込むんでしょうか。
さて、今はこんな寒い冬ですが、今回の話題は秋の花。
10月の北海道、特に道東を走っていると、あちこちに鮮やかな黄色の花が見られます。それが、冒頭に載せた写真。これは「キガラシ」という花です。
菜の花の一種ですが、これは秋に咲くので、収穫の終わった畑に植えられます。場所によっては、見渡す限りキガラシの花が咲き乱れて、素晴らしい眺めになるところもあります。
菜の花はたいてい収穫して食べたり油を採ったりするのですが、北海道の畑に植えられるキガラシは収穫しません。花が咲いた後、刈ってそのまま土に埋められます。そしてそれが、来年の作物の肥やしになります。これを「緑肥」というらしいです。
秋というのは自然の緑も少なくなり、なんとなく寂しくなってくる季節なのですが、このキガラシの鮮やかな色彩は、気持ちを明るくしてくれますね。
私が知っている範囲では、北見市周辺、小清水町、清里町あたりの畑によく見られます。ネットで検索したら美瑛町や上富良野町でも見られるみたいですね。美瑛のような丘陵地帯一面にこのキガラシが咲いていたらキレイだろうなあ~。今度、秋の美瑛にも行ってみよう。