mineoのパケット放題Plusがすごい! 節約モードが1.5Mbpsで使い放題。UQモバイルとの比較など

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格安携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」が、2021年6月1日から新サービス「パケット放題Plus」を開始しましたね。これはすごいです。ビックリしました。私はUQモバイルを利用していてそれなりに満足しておりましたが、このサービスを見てグラッときています。なんと言っても、

節約モードでも1.5Mbpsで使い放題

なのですから!

使い方にもよるのですが、モバイル端末として利用している限り、通信速度が1.5Mbpsあれば十分です。画像の多いサイトの閲覧もスイスイ見られますし、動画も中程度の画質(360pぐらい)なら普通に再生できます。

mineoはデータ容量で4つのプラン(1GB、5GB、10GB、20GB)が用意されておりますが、この「パケット放題Plus」はそのプランにオプションで付ける形になります。月額385円ですが、10GB、20GBのプランでは無料になります。

でも、正直、節約モードで1.5Mbpsの速度が出るのなら、高速通信モードは必要ないと私は思っています。なので、1GBプラン+パケット放題Plus=1,683円で十分です。

 

節約モード(低速モード)とは

まず、基本的なお話から。「節約モード」って何?というところです。携帯電話会社によっては「低速モード」と呼んでいるところもありますし、そのようなモード切替が存在しない電話会社もあります。

簡単に言うと、節約モード(低速モード)とは、

データ量を消費しないモード

です。

「データ量を使わないでどうやって通信するんだ!」と怒らないでくださいね。ここで言うデータ量というのは契約上で上限が定められているデータ量のことです。

私は現在、UQモバイルを利用しており、データ量が3GBまでの「くりこしプランS」(月1,628円)というプランで契約しております。これは、通常の高速データ通信(最大225Mbps)でインターネットなどの通信を行うと、月に3GBまでしか利用できません。

しかし、専用アプリで「節約モード」に切り替えて通信を行うと、通信速度が300Kbpsという低速になる代わりに、契約上の3GBのデータ量は消費しません。要するに「使い放題」になるということですね。

この300Kbpsという速度はテキスト中心のページを見るには十分で、ニュースサイトやツイッターなどの写真が少なめのSNSを閲覧する分には何も問題ありません。インスタグラムやPinterestだと若干ストレスがありますが、使えないレベルではありません。でも、動画はアウトです。最大限画質を落としてもカクカクします。

私のスマホの使い方だとは月に5~10GBの通信を行っているため、3GBのデータ量では足りず、月の大半をこの節約モードで乗り切っています。

ドコモのahamoやauのpovoなどの大容量プランでは不要な機能ですが、低容量のプランがある格安携帯電話会社ではありがたい機能です。節約モード(低速モード)がある電話会社は結構ありますが、低速時の通信速度が300Kbpsというのは珍しかったのでUQがお気に入りだったんです。大抵は200Kbpsなんですよね。

 

mineoのパケット放題Plusが登場(2021/6/1)


 

そして、冒頭の話に戻りますが、2021年6月1日、株式会社オプテージが運営する携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」が新オプション「パケット放題Plus」をスタートしました。既存のプランにオプションで385円払うと、節約モードでの通信速度が1.5Mbpsになります。(mineoの節約モードはノーマルで200Kbps)

重ねて言いますが、これはすごいです。驚異です。驚愕です。
ユーザーが何を求めているのかを分かってらっしゃる。

今まで、私が300Kbpsで我慢していた節約モードが、その5倍の1.5Mbpsになるわけです。マジメにMNP(ナンバーポータビリティ)で乗り換えしてしまうおうかレベルです。

mineoの音声通話付き通信プラン「マイピタ」は、2021年6月現在、

1GB 1,298円/月
5GB 1,518円/月
10GB 1,958円/月
20GB 2,178円/月
※すべて税込み価格

と4つのプランがあります。

10GB以上のプランだとパケット放題Plusが無料で付けられるので、5GB+パケット放題Plusで1,903円払うより、10GBにして1,958円の方が良い感じなのですが、冒頭でもお話しした通り、そもそも1.5Mbpsあれば高速通信は要らないと思っているので、私は1GBのプランで十分です。

1,298円+385円=1,683円

これでネット使い放題!! 動画も見放題! 素晴らしい!

mineoは格安携帯電話会社の中では、通信速度も安定している方で、特に今年の4月以降はかなり高いレベルの通信速度を維持しています。

これはもう、「さよならUQモバイル」という感じなのですが、いやいや、もうひとつ懸念材料があるんです。それは音声通話です。

mineoの音声通話は、通話料金が22円/30秒、他の携帯電話会社と同じです。しかしUQモバイルには、月60分の通話がパックになって550円というオプションがあるんですね。他社と比較するとこれがとんでもなく安いサービスなんです。60分という設定も絶妙です。

最近は親しい人との通話はLINEで済ませるようになりましたが、出張が多く、最近は在宅ワークも多い生活なので、毎月30分ぐらいの通話は行っています。まともに通話料を払うと、30分×44円=1,320円ぐらいかかってしまいますね。

mineoは他社と比べると音声通話のオプションがかなり高めで、もし私がUQで利用している月60分通話オプション「通話定額60」を付けると、それだけで月額1,848円のプラスになるので、それなら、普通に払った方が良いレベルですね。

ただ、mineoには、専用アプリを利用して通話する「mineoでんわ」というのがあり、それを使うと音声通話が10円/30秒になるらしいので、これが本当にちゃんと利用できれば問題無いかな?

このあたりに調査、検討の余地がありますね。

ちなみに、UQモバイルでも1つ上のプラン「くりこしプランM」にすれば、月15GB使用できて節約モードも1Mbpsになるのですが、月額が1,050円もアップするので却下です。月の携帯料金に3,000円以上かけるなら、そもそもこんな検証はしていません。

 

日本通信SIMの合理的20GBプランも悪くない

余談ですが、日本通信SIMという格安携帯電話会社が出している「合理的20GBプラン」というのも最近いいなとおもっています。明らかにahamoやpovoに対抗したプランですが、なんと、

「月20GBのデータ量+月70分の音声通話」で2,178円

なのです。これ、私にぴったりなプランですね。UQモバイルの「くりこしプランS(月3GB)+60分音声通話」と全く同じ価格になります。

問題は、日本通信SIMの回線の細さで、これまでの統計データを見ると、mineoなどと比べてかなり通信速度が遅いようです。これだけ安いのに文句をいうのはアレなんですけど、せっかく高速通信がたっぷり使えるのに、速度が出ないのでは意味がありませんよね。

このあたりも経過観察ですね。

まあ、どちらにしても、ものすごく安いレベルで携帯会社を選べるようになったのはとてもありがたいです。これからも、しらべくこういう検証が続きそうです。
 

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