札幌・幌見峠ラベンダー園が素晴らしい。鮮やかな7000株のラベンダーと抜群の眺望

札幌市中央区にあるラベンダー畑「幌見峠ラベンダー園」の風景。2020/7/24撮影

ラベンダーと言えば、中富良野や上富良野、美瑛あたりが有名ですが、実は札幌にも立派なラベンダー畑があります。その名は「幌見峠ラベンダー園」。前々からその存在は知っていたのですが、今年(2020年)7月24日、初めて訪れることができました。今回はその際の写真を掲載しますね。

 

幌見峠ラベンダー園の場所と行き方

幌見峠ラベンダー園の場所はここです。住所は札幌市中央区盤渓471番地110。

結構札幌の中心部に近いです。円山のあたりから盤渓に抜ける幌見峠の頂上付近にラベンダー園があります。
ただ、ラベンダー園へ直接行ける公共交通機関は無く、マイカーかタクシーが基本となります。あ、徒歩で峠を登っている方もいらっしゃいましたが、最寄りのバス停(おそらく「円山西町神社前」というバス停)から30分ぐらいは登らなければならないと思うので、あまりお勧めできません。

ラベンダー園の駐車場はそれほど広くないので、ラベンダーのピークの時期は駐車場に入れないクルマが渋滞になります。実際に私が行った7月24日の昼頃は峠の途中から1キロぐらいの渋滞になっていました。

私は事前にTwitterで情報を入手して、裏側からアプローチしたので、それほど待たずに駐車場に入れました。別ルートで蟠渓スキー場の方に行き、裏側から幌見峠を登ると、同じく渋滞にはなっていますが、台数が少ないです。私は10分程度の待ちで入れました。おそらく正規のルートだと1時間は待ったんじゃないかな・・・。

ちなみに、駐車場の料金は一台500円です。

 

幌見峠ラベンダー園と夢工房さとう

幌見峠自体は学生の頃からよく通っていましたし、眺めが良いのも知っていました。でも、ここのラベンダー園のことは近年になるまで何故かよく知りませんでした。最近できたラベンダー園ではなく、結構歴史があるんですよね。

ラベンダー園を運営する「夢工房さとう」さんは、1987年に120株のラベンダーを植えて、年々少しずつ株を増やしていったそうです。そして、今ではなんと7000株まで増えています。一時期大雨の影響でラベンダーがダメになってしまったらしいのですが、植栽し直して2013年に再オープンしています。

ラベンダーの見頃は富良野のあたりと同じで7月中旬から下旬にかけてで、それ以外の期間は閉園しています。期間中は有料でラベンダーの刈り取りもできるようですが、今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、やってませんでした。

幌見峠ラベンダー園のラベンダー。独特の色の濃さが美しい。

 

圧巻のラベンダーと札幌が一望できる素晴らしいロケーション

と言うことでラベンダー園の感想。
いやいや、札幌市内でこれだけの規模のラベンダー園が見られるとは思っていませんでした。丘一面のラベンダーが鮮やかな紫色に輝いていました。しかも、手入れが良いからだと思いますが、一つ一つの花が美しく、鮮やかなんですよね。ラベンダーの色合いも種類によって多少違いますが、ここのラベンダーは独特の濃い紫でした。

よく見かける構図の幌見峠ラベンダー園。木のアクセントが良い感じ。2020/7/24撮影

ラベンダーの花のアップ

 
そして、富良野や美瑛には無い特徴が、その眺望です。これはどこも真似できません。峠の頂上だけあって、ラベンダーの丘の向こうには、札幌都心部のビル群が一望できます。これはなかなかの迫力です。

幌見峠ラベンダー園の眺望。札幌都心部が一望できる。2020/7/24撮影

札幌中心部のズーム。左端にある背の高いビルはJRタワー。

 
遠くには、札幌市北区や東区の街並みも見えます。

札幌市東区の栄町周辺と市の体育施設「つどーむ」

 
ここに行く場合は、カメラの望遠レンズか双眼鏡を持って行くといろいろ楽しめそうですね。私は一時間ぐらい滞在しましたが、もっと居たかったです(笑)

コロナウイルスの関係で「密」が心配でしたが、駐車場があまり広くないので、ラベンダー園自体はそれほど混雑していませんでした。適度な距離をもって楽しめました。

今年度はもう閉園してしまいましたが、興味のある方は来年ぜひ訪れてください!
 

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