昨年12月に発表し、日本中を驚かせたドコモの新プラン「ahamo」。
2021年3月26日の提供開始直前にいきなり値下げを発表しました。
ドコモの新プラン「ahamo」が2980円から2700円に値下げ
最近、スマホ関係では驚いてばかりなのですが、これもかなりビックリですね!
2,980円(税抜き)で提供予定の新プランahamoが、2,700円に値下げしました。280円安くなったことになります。
それにしてもこの価格競争、どこまで続くんでしょう?
ahamoにauのpovo、ソフトバンクのLINEMOが追従し、そこに楽天が捨て身のゼロ円プランを発表。そして昨日も書きましたが、生き残りをかけたMVNO(格安SIM)もどんどん安いのを発表しています。
安くなるのはありがたいのですが、こんなに頻繁に各社が見直ししたら、結局どうすれば良いのかわかりません。というか、各社こんなんで大丈夫なのか心配になってきました。
とりあえず私はUQモバイルで、ahamoより安いプランを使っているので、この程度の価格改定では動きませんが、ahamoにしようかpovoにしようかLINEMOにしようか悩んでいた方には、この値下げが決定打になるような気がしますね。
でも、逆に言うと、それが決定打にならないような対策をauとソフトバンクが打ってくるように思います。
povo、LINEMOはどう動く?
ただでさえ、最初に発表したドコモのahamoが若干有利気味に推移していたのですが、この価格改定を踏まえて、何も対策をしなければ、auもソフトバンクもかなりヤバイと思います。
だから何らかの対策を打ってくるでしょう。でも、そろそろ世間が「後出しジャンケン」に飽きてきているので、単に価格を下げるだけじゃ足りないような気がします。
さて、どんなのが考えられるかな?
1.データ容量を増やす
価格は据え置きで、データ容量を20GBから25GBにアップするとかだと、差別化できて良いですよね。大容量が欲しい人はそっちに流れることでしょう。
2.電話かけ放題を見直す
価格、データ量は据え置きで、音声通話かけ放題の内容を見直すのも良いですね。5分の通話かけ放題を10分にするとかです。
3.他のサービスを充実させる
具体的な内容は思いつきませんが、他のサービスを拡充するという方法もあります。キャリアメールを充実するとか、音楽配信サービスがセットになっているとか、ですね。私はあまり興味ありませんが、必要な人にはありがたいかも。
そんな感じで、ただ料金以外の別の側面で差を付けたら良いと思うのですがどうでしょう?
単に料金を横並びにするだけでは芸が無いですよね。
UQモバイル、Yモバイルはどうなる?
サブブランドであるUQモバイル、Yモバイルにも多少影響が出るかもしれませんね。というか、私はこちらの方が気になります。
UQモバイルの「くりこしプランM」はかけ放題なしの15GBで2,480円。繰り越しできるメリットはありますが、これが高く見えるようになってしまいました。「くりこしプランL」の25GBで3,480円に関しては論外ですよね。
この部分を少し見直してくれないかなーという私の希望です。10GBで1,980円みたいなプランが出るとサイコーですね。私にはぴったりの容量です。
それか高速モードの容量は少なくて良いので、低速モードを1Mbpsにして欲しい。低速モードが1Mbpsだったら、私は多分高速モードを使わなくなるのでデータ容量1GBでも問題無いです。
格安SIM各社がいろいろ工夫したプランを用意しておりますが、低速モードを充実させたプランが無いですよね。マイネオのパケット放題ぐらいですか。(月350円の追加で500kbpsが無制限)
と言うわけで、まだまだ波乱がありそうなスマホ業界。これからも注目です!