先日、桜の開花宣言のお話を書きましたが、それから数日で一気に咲き出しました。
そして、たまたま通りかかった札幌市北区屯田の創成川緑地で、素晴らしい桜スポットを見つけたので報告します。
創成川緑地とは
私はたまに散歩とかサイクリングとかで通るので知っているのですが、札幌のこの「創成川緑地」というのは検索してもなかなか情報が出てきません。「公園」でも「施設」でもないため、情報社会で宙に浮いてしまった存在なのでは、と思っています。
まず創成川というのは、札幌のど真ん中を南北に縦断する人工河川で、札幌市を「東」と「西」に分ける起点にもなっている一級河川です。
創成川は、すすきの付近から石狩街道の中央分離帯のように上り線と下り線の間を流れているのですが、北46条あたりで石狩街道の西側にシフトします。(完全な暗渠になっているので、石狩街道を走っていても、川を横断したことに気がつきません)
そして、さらに北に行くと、北区屯田の南端でJR学園都市線の線路と交差するのですが、そこからは創成川の西側が堤防を含めて遊歩道やベンチがある緑地帯として整備され、「創成川緑地」と呼ばれています。
で、この創成川緑地、とてもキレイに整備されており、自然もあふれていて素晴らしい散歩コースなのですが、屯田の南端からどこまで続くのかというと、、、なんと西茨戸の北端まで続きます。その距離なんと4.5キロメートル!!
そして、この創成川緑地、橋を境にブロックで分かれており、一番北が1ブロック、一番南が10ブロックとなっているようです(北の方は実際には見てません)。
今回紹介する桜の名所は上の地図の青い楕円で囲っている8ブロックです。
創成川緑地8ブロックは隠れた桜の名所
昨日(2020/5/3)、たまたま通りかかった創成川緑地の8ブロックで見事な桜が咲いていたので、寄ってみました。桜の花は大好きなので、札幌市内の桜の名所を毎年調べるのですが、この創成川緑地はノーマークでした。というか、ここを桜の名所として紹介しているサイトを見たことがありません。
まあ、あまり広いスペースがあるわけではないので、規模としては小さいですが、それでも結構な数の桜の木があります。
こんな感じです。
この8ブロックは南の端に駐車場があるので、クルマでも行きやすいです。コロナウイルスで自粛中なので、それほど人の出はなかったです。
若干散り始めている木もありましたが、つぼみも少し見られたので、昨日・今日(5/3・4)がピークだったと思われます。今夜は雨で風も強いので、明日だと無残な状態になっているかもしれませんね。
(※2020/5/7追記 本日見て来ましたが、まだかなりキレイに咲いていした)
咲いていたのはソメイヨシノとエゾヤマザクラと思われますが、正直そのあたりは詳しくないので、別なのもあったかもしれません。緑地の案内にはヤエザクラもあるようなことが書いてありましたが、昨日は咲いてなかったと思われます。多分時期がズレているんでしょうね。
桜ギャラリー2020 in 創成川緑地
その他、撮影した写真をアップします。
桜の花の撮影ってとても難しいので、いつも試行錯誤です(笑)
いかがでしたでしょうか?
創成川緑地は8ブロックだけではなく、遠目に見た感じでは5~6ブロックのあたり(吉野家や和食レストランとんでんがある辺り)にも桜並木がありそうだったので、お近くの方はぜひ訪れてみてください。
【追記5/8】5月7日でもキレイに咲いていた
2020年5月7日にも創成川緑地を訪れたので、状況をレポートします。5月4日の夜中にすごい強風と雨があったので、桜はもうダメかと思ったのですが、全然そんなことはありませんでした。すでに散ってしまった桜の木もありましたが、一部はまだまだ見頃という感じです。
これは遠くから撮影した創成川緑地8ブロックです。咲いているのは真ん中の一部だけになってしまっていますが、その部分だけは大盛況でした。
特にこの木が素晴らしい。ここまで大きく立派なソメイヨシノはなかなか見られませんね~