JR北海道が、来年(2020年)3月のダイヤ改正で、全ての特急列車の名前から「スーパー」という言葉を外すことを検討しているらしいです。
JR北海道は一昨年のダイヤ改正の際にも、一部特急から「スーパー」の冠を外しましたよね。スーパーカムイがカムイに、スーパー宗谷が宗谷になりました。現在、JR北海道で残っているスーパーは、
・スーパー北斗(札幌-函館間)
・スーパーとかち(札幌-帯広間)
・スーパーおおぞら(札幌-釧路間)
の3系統になります。これらが来年の3月のダイヤ改正で消えてしまうということなんですね。
そもそも何故「スーパー」という言葉が付いたのか。
元を正せば、従来の特急と比べて「速い」とか「豪華」などの特別な部分があり、区別する必要があったため「スーパー」という冠が付いたのだと思われます。(スーパーカムイは最初からスーパーでしたが、前身のスーパーホワイトアローの流れを汲んでいるものと思われます。)
でも、2017年のダイヤ改正で、カムイはライラックより格下の扱いとなったためスーパーが消え、スーパー宗谷も1日1便だけになってしまったので、差別化する必要がなくなってしまったんですよね。
で、来年(2020年)3月の改正についてですが、同じように考えると、北斗とスーパー北斗を、おおぞらとスーパーおおぞらを区別する意味がなくなるようなダイヤ改正になるのでは、と推測できます。すべての便が同じような停車駅で同じような所要時間になるってかんじでしょうか。(あくまでも私の推測なので誤解の無いように)
いろいろトラブルがあって、JR北海道は昔ほど高速化を目指しておりませんので、仕方のない話なのかもしれませんね。
私としては、、、
「スーパー北斗」「スーパーおおぞら」ってなんかカッコイイので、無くなると少し寂しいですね。