1月に入り、朝晩の冷え込みが激しくなってきました。この凍てつく寒い空気を肌で感じると、決まって思い出すことがあります。それは、毎年冬に開催される「小樽雪あかりの路」です。
今回は、私が以前「小樽雪あかりの路」を訪れたときの写真を紹介します。
「小樽雪あかりの路」とは、毎年2月に小樽で開催されるイベントで、期間中は小樽の街中にたくさんのアイスキャンドルが設置されて、とても幻想的な雰囲気を醸し出します。小樽のレトロな街並みにぴったりなイベントです。
設置されるアイスキャンドルの数は約12万個とか。初めて見たときはその多さに唖然としました。大勢のボランティアが頑張って毎日作っているようです。ボランティアの数は約2000人だそうです。
ちょうど札幌雪まつりの期間に合わせて行うので、かなりの観光客が訪れます。
本当に幻想的で素晴らしいひとときを過ごせます。私としても自信を持ってオススメできるイベントです。
ただし、ちょっとした小さな欠点があります。
超さむいです!!(>_<)
決して薄着をしていたわけではないのですが、30分も経たないうちに寒くて外に居られなくなりました。適当な飲食店で暖を取るという手もありますが、これだけ人が出ているのですから、席が空いている店を探すのは至難の業です。なので、私はすこし歩いてはコンビニに入り、歩いてはコンビニに入るという、非常に迷惑なヤツになってました(笑) 行く予定のある方は、厳重に厚着をしていきましょう。
それともうひとつ注意点を。気温が低いため、カメラのバッテリーが異常に早く無くなります。写真を撮られる方は予備のバッテリーをたくさん用意した方が良いです。
ということで、そんな「小樽雪あかりの路」。今年2016年は2月5~14日に開催されます。
公式サイトはこちらです→【小樽雪あかりの路 公式サイト】
最後に、、、
このイベントの名前は、北海道出身の詩人・伊藤整さんの詩集「雪明りの路」にちなんで命名されたそうです。
その詩集の中のひとつの詩「雪夜」を紹介します。
あゝ 雪のあらしだ。
家々はその中に盲目になり 身を伏せて
埋もれてゐる。
この恐ろしい夜でも
そつと窓の雪を叩いて外を覗いてごらん。
あの吹雪が
木々に唸つて 狂つて
一しきり去つた後を
気づかれない様に覗いてごらん。
雪明りだよ。
案外に明るくて
もう道なんか無くなつてゐるが
しづかな青い雪明りだよ。<小樽雪あかりの路 公式サイトより引用>
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