fhána「愛のシュプリーム!」のMVの完成度が鳥肌モノ。アニメ「小林さんちのメイドラゴンS」のノンテロップOPも素晴らしい

fhánaという音楽ユニットがいます。
読み方は「ファナ」。何語なのかよくわかりませんが、日本のグループです。

ボーカルのtowanaさんの独特な声と、スケールの大きい楽曲がとても気に入っているので新曲はいつもチェックしていたのですが、今年(2021年)にリリースした「愛のシュプリーム!」のMV(MusicVideo)を見て衝撃を受けました。

これです。

 
なんと! kevin mitsunagaが歌ってる?!
いや、そこもレアなんですけど、このMVの完成度はどうでしょう。



曲のノリの良さ、towanaさんの控えめだけど素敵なダンス、kevinさんのキビキビとした怪しい動き、ストーリー性、全然そろってないのに楽しそうなダンス、Dメロから最後のサビに向けての盛り上がり・・・

完璧です!!

 
このMVのプロデューサーが誰かはわかりませんが、パーフェクトです。素晴らしいです。天才です。私は楽曲のMVというものが大好きで、かなり色々見ておりますが、ここまで感動したのはあまりありません。

YoutubeでのこのMV、2021年7月7日にアップされて、今日で54日目ですけど、再生回数が500万回を超えていますね。(そのうち30回ぐらいは私です(笑))
アニメ「小林さんちのメイドラゴンS」の主題歌になっていることを差し引いてもすごい再生回数です。同じ時期のスタートしたアニメの主題歌のMVと比べても10倍ぐらいの回数になっています。私と同じように気に入った方が多いんでしょうね。

 

fhánaとは

fhánaは、佐藤純一yuxuki wagakevin mitsunagatowanaの4名による音楽ユニット。
もともとは別のユニットで活動していた佐藤さん、yuukiさん、kevinさんが、とあるイベントで出会い意気投合して2011年に結成しました。結成当初は毎回ボーカルが変わるゲストボーカル制で活動しておりましたが、それまでゲストボーカルの一人だったtowanaさんが2012年に正式加入して、現在の構成になっています。

上記MVから引用。左から、佐藤さん・towanaさん・kevinさん・yuxukiさん

 
ディスコグラフィにアニメソングが多いので、私を含めアニメ好きにファンが多いように思います。
上でも少し書きましたが、fhánaの魅力はtowanaさんの個性的なボーカルと、リーダー兼プロデューサーである佐藤純一さんのスケールの大きい楽曲だと思います。

最初聴いたとき、towanaさんのボーカルには衝撃を受けました。
息つく暇も無いような激しい歌なのに、あり得ない高音と声量で難なく歌いきっていました。昔SPEEDにいた島袋寛子さんの歌を初めて聞いたときの衝撃と似ています。
この歌のDメロの部分でも本領発揮していますね~。これ、ライブでもちゃんと歌えるんだろうかと心配になります(笑)

佐藤純一さんは、fhánaの曲のほとんどを作曲・編曲していますが、いつも壮大なイメージの曲を提供してくれています。とにかく盛り上げるのが巧い。これって、才能なんでしょうね。この歌「愛のシュプリーム!」でも、最後のサビに入る部分の「3! 2! 1! COME ON!」で私はイッてしまいました(笑) MVでkevinがボタンを押すのもサイコーですね!

 

アニメ「小林さんちのメイドラゴンS」のノンテロップOP

前述の通り、この「愛のシュプリーム!」はアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」の主題歌なんですけど、私はこのアニメ、実はよく知りませんでした。

どうやらこれが2期目らしいのですが、普通のOLである小林さんの家にドラゴンがメイド姿でやってきた、という荒唐無稽な内容で、なんだそりゃー(苦笑)と思って、Youtubeでノンテロップオープニングを見て、度肝を抜かれました。

これです。

 
・・・・・



なんだこれは!!

※期間限定動画なので、リンク切れしていたらごめんなさい

この動画すごくないです?! 私は初めて見たとき唖然としてしまいました。とにかくパワフルですし、出てくる人物(とうか一部ドラゴン?)の躍動感がすごい。内容は意味不明なのに目が離せない!

で、何回か見ているうちにすごいことに気がつきました。上で紹介したfhánaのMVのダンスと、このオープニングアニメのダンスがシンクロしているのです。

例えば、fhánaのMVの0:44あたりに「爪なんか無くてもいいのさ」という歌詞があるのですが、その部分のkevinさんとtowanaさんの動きが、アニメの方の男の子と女の子(後に名前が「タケ」「イルル」と判明)と同じなのです。

MVより引用。0:44あたり。「爪なんか無くてもいいのさ」の部分

アニメのOPより引用。同じく「爪なんか無くてもいいのさ」の部分

 
これだけじゃなくて、随所にそういうのがあるんです!

えええ?! これってどっちがどっちなの?!(意味不明)

どっちかが先に作って、後から作った方は真似して踊ってる? いやいやいや、歌詞もアニメの内容に関係した歌詞なので、fhánaのMVもアニメの制作と同時進行で作られたってことなんでしょうか??

アニメは観ますが、私は業界の常識がわからないので、このあたりは想像するしかないですね~。それにしてもすごいです。fhánaのMVで驚かされて、アニメでも驚かされました。この衝撃をみなさんに伝える語彙がないのが残念です。

というわけで、このアニメに興味が湧いてしまい、第一期のDVDを借りてきて順次観ているところです。小学生の娘たちも気に入ってしまい、みんなで観ています。特にカンナカムイが大人気。

2期の分も録画しているので、順次観るつもりです。しばらくこれで楽しめそう。

ちなみに、このアニメ、京都アニメーションの制作なんですよね。
あの事件以来初めてのテレビアニメシリーズがこれらしいです。復帰作ですね。
相変わらずの「京アニクオリティ」が確認できてとてもうれしいです。