道東

北海道あれこれ

JR北海道が石北本線の5駅(北日ノ出・将軍山・東雲・瀬戸瀬・生野)の廃止を検討。その乗降客数と駅舎の画像

昨年(2017年)2月に「記憶の中の奥白滝駅|今は亡き秘境駅「白滝シリーズ」」という記事で、石北本線(新旭川~網走)の駅が少なくなって寂しいなあ、という話をしたのですが、数日前の新聞で、さらに石北本線の駅を廃止しようとしていることがわかりました。 JR北海道が廃止を検討している石北本線の駅は次の5つ。 ・北日ノ出駅(旭川市) ・将軍山駅(当麻町) ・東雲駅(上川町) ・瀬戸瀬駅(遠軽町) ・生野駅...
宇宙・天体観測

ホリエモンロケット「MOMO2号機」2018年4月28日大樹町から発射

リベンジになるか? ホリエモンロケット「MOMO」----- ついにホリエモンのロケットがリトライするようですね。 2018年4月28日ごろ、北海道大樹町のロケット発射場からインターステラテクノロジズ社のロケットMOMO2号機が打ち上げになります。これはたのしみです! 関連するツイッターの記事を紹介しておきます。 本日、4月28日(土)にMOMO2号機の打上げ実験を行うことを発表しました。打上げの...
北海道あれこれ

旧国鉄士幌線・広尾線の史料展を帯広百年記念館など3カ所で開催

1987年春、惜しまれながらも十勝地方の国鉄士幌線と広尾線が廃止。それまでは帯広を中心に、東西へは根室本線、北へは士幌線、南へ広尾線と、まるで「はくちょう座」のように(?)に拡がっていた鉄道網が、その廃止で一気に寂しくなってしまいました。鉄道の要衝だった帯広駅が、ただの通過点になってしまった年です。 それから30年。今日のニュースで知ったのですが、帯広市内で士幌線と広尾線の写真や史料を展示する企画...
北海道あれこれ

「知床」ナンバー登場か? 道東の7市町でご当地ナンバー導入を検討

今朝の北海道新聞を見てびっくり。 なんと、「知床」という自動車のご当地ナンバーが登場するかもしれません! ご当地ナンバーとは? 自動車のナンバープレートに関連して「ご当地ナンバー」という制度があるのをご存じでしょうか? 通常、自動車のナンバープレートというのは運輸支局や自動車検査登録事務所ごとに表示される地域名が決まり、ほとんどの場合、その所在する県名や都市名をとったものになるのですが、2004年...
宇宙・天体観測

届かなかった宇宙 - ホリエモンロケット「MOMO」打ち上げ失敗。延期の経緯なども

今日の午前中、このブログのアクセス数を見てびっくり。普段、1日あたり200ページビューぐらいしかないのですが、今日は午前中だけで300は超えていました。「な、な、な、なんだこりゃ!」と思って調べて見たら、先日投稿したホリエモンロケットの記事にアクセスが集中していたんですね。 その後のアクセス数が延び、22:30現在、690ページビューです。このブログの最高記録ですね(笑) ちなみに、この1ヶ月のア...
宇宙・天体観測

ホリエモンロケット「MOMO(モモ)」、2017/7/29に大樹町から宇宙へ。過去の打ち上げ実績なども

ついにホリエモンのロケットが宇宙へ。 ホリエモンこと堀江貴文さんが出資して設立した会社・インターステラテクノロジズ株式会社が、2017年7月29日、すなわち明日、北海道の大樹町から発射されます。もし打ち上げに成功すれば、民間単独での宇宙空間到達は日本で初めての快挙となります。 ホリエモン、ライブドアの時代から宇宙事業の夢を語っていたのを良く覚えています。火星の開発をやってみたいような話もしていまし...
北海道あれこれ

チョマトー・多くのアイヌ戦士が眠る沼。帯広の古戦場伝説

帯広市の国道38号線の近くに北門神社という神社があり、その境内に小さな沼があるのをご存じでしょうか? その名は「チョマトー」。徒歩1分ぐらいで一周できてしまう、何の変哲もない小さな沼なのですが、その沼には、アイヌの古戦場伝説が存在します。今回は、そんなアイヌの聖地「チョマトー」のお話。   西暦1800年頃、北見アイヌは宝石や美しい女性を手に入れるため、現在でいう帯広のあたりにあった十勝アイヌのコ...
北海道あれこれ

サロマ湖はなぜ海とつながった? 砂州で閉塞され、住民によって再び開削された潟湖・ラグーン

今回はサロマ湖の話をしたいと思います。 サロマ湖が何県にあるかご存じですか? そう、北海道です。 オホーツク海沿岸の紋別市と網走市の真ん中ぐらいにある巨大な湖がサロマ湖です。面積は約152k㎡で、北海道で最も大きな湖であり、日本全国で見ても、琵琶湖・霞ヶ浦に次いで3番目に大きな湖沼です。周囲長は87 km。残念ながら湖の一部が海とつながっているので、その周囲をクルマで一周することは出来ません。そう...
北海道の風景写真館

釧路湿原の夕景。細岡展望台と釧路湿原ビューポイント

釧路市の北側には、たくさんの様々な植物や、希少な動物たちが暮らす原始の自然が拡がっています。それは18,290haにも及ぶ、日本最大の湿原「釧路湿原」。その広大な風景は人の心をとらえて放しません。 釧路湿原ビューポイントは何カ所かありますが、私は冒頭の写真で紹介した細岡展望台が一番好きです。視野が広く、近くには蛇行する釧路川、遠くには、雄阿寒岳、雌阿寒岳などの阿寒の山々。なんという贅沢な風景でしょ...
北海道あれこれ

届かなかった線路・旧北見相生駅と幻の釧美線

国道240号線を美幌から阿寒湖方面に向かって走ると、阿寒湖の少し手前に道の駅「あいおい」があります。そこは、旧国鉄「北見相生駅(きたみあいおいえき)」があった場所で、駅舎やプラットホームが当時のまま遺されています(駅舎は復元されたものらしい)。上の写真はその旧北見相生駅の構内で撮影したものです。 北見相生駅は美幌から阿寒湖方面へ延びる相生線の終着駅として、1925年(大正14年)に新設されました。...