札幌花手水めぐり2020レポート・新琴似神社編

2020年9月23日

「花手水(はなちょうず)」というのがあります。

これは、神社やお寺で参拝前に手を清める手水(ちょうず)がある手水舎に美しい花を浮かべているもので、最近、インスタグラムでよく目にするようになりました。その風景はとても美しく、まさに「インスタ映え」する風景です。

そういうのを見てうらやましく思っていたのですが、今年2020年、ついに花手水が北海道に上陸したので、その様子を2回に分けてレポートしますね。まずは我が家の近所の新琴似神社編。



 

「花手水」とは?

「花手水」という言葉は、インスタで見るまで聞いたことがなかったのですが、いったいいつ頃始まったものなのでしょう?

初めて花手水を行ったのは、京都府長岡京市にある楊谷寺で、2015年の話だそうです。楊谷寺の公式サイトには以下の記述がありました。

花手水の由来

歴史と四季を感じられる聖地にしたい、不安な現代にご利益と共に五感を通じて心に平安を、との思いから2015年のあじさいまつりより諸所に生花を添えてきましたが、数年前の住職交代を機に定期的にお花をいれるようになりました。

また花手水という名称は、本来野外で手を清める際に草花で代用した行為を言いますが、当山内では自然に花を浮かべた手水舎・手水鉢そのものを指すようになり、これがメディア・SNS等を通じ全国的に広がっています。

※引用元はこちら

なるほど、「花手水」という言葉は昔からあったのですが、別の意味だったのですね。今のように手水鉢に花を浮かべるのは、楊谷寺が最初で2015年にスタートしたようです。

 

札幌の「花手水めぐり」について

今回見に行った花手水は札幌とその近郊にある神社9社合同のイベントで、4連休である7月23から26日の4日間のみ、それぞれの手水鉢に花を浮かべて、参拝者の心を和ませよう、というものです。題して「花手水めぐり」。とりあえず手探り状態で始めた感じですけど、予想以上に好評だったようです。

花手水めぐりを開催した9社は以下の通り。

札幌市豊平区 豊平神社
札幌市中央区 札幌諏訪神社
札幌市西区 発寒神社
札幌市北区 新琴似神社
札幌市手稲区 手稲神社
札幌市豊平区 月寒神社
札幌市厚別区 厚別神社
北広島市 廣島神社
江別市 錦山天満宮

 



新琴似神社の花手水ギャラリー

今年は残念ながら2カ所しか行けなかったのですが、今回はそのうちの新琴似神社の写真をシェアしたいと思います。

新琴似神社の花手水。2020/7/26撮影
色とりどりの花。それぞれが美しい。
新琴似神社の手水舎
新琴似神社の花手水。水が波紋を作っている。2020/7/26
駐車場と手水舎の間にあったあじさいの木。
境内の雰囲気。本殿は改修工事中だった。2020/7/26
花のアップ。手入れが行き届いています。

 
はい、ココマデです。
私にとって初の花手水だったので、とても感激でした。札幌でやってくれて良かった。あやうく花手水を見るために京都とかに行くところでした(笑)

このあともう一社、札幌諏訪神社も訪問しましたので、近直そちらの写真もアップしますね。

 

追記2020/9/23

遅くなりましたが、札幌諏訪神社編をアップしました!