コストコ北海道2号店の候補地に石狩湾新港。用地契約協議中。オープンは2021年か

2020年1月11日

コストコ札幌倉庫店(札幌市清田区)の店内(2018/10撮影)

 
札幌清田区美しが丘にあるコストコ札幌倉庫店は連日大賑わい。私も会員になっており、1年に1回ぐらい行くのですが、いつもお客さんの多さにびっくりします。遠いので最近は行ってませんが、今頃はクリスマスグッズがいっぱい並んでいることでしょうね。

そんなコストコが、ついに北海道2号店を計画しているようです。候補地は石狩市の石狩湾新港。現在用地取得に向けて協議中ということで、このペースで行くとオープンは早くて2021年かな?

場所はこの辺りらしいです。(あまり正確ではありません)
 



小樽方面と石狩市、当別方面を結ぶ大動脈・国道337号線沿いですね。交通量は多いですが、長距離輸送のトラックが中心で、ショッピングの家族連れのマイカーは多くないです。風景的にも2019年現在は建物が少なく、寂しい場所ですね。隣にフィッシング新港(釣具屋さん)、向かいにセイコーマートとガソリンスタンドがある程度です。

参考にストリートビューを貼っておきましょう。原野の中の国道という感じです。

このストビューの画像は時点更新されるので2022年ぐらいに見ると、コストコが写っているのかな?(笑)

街外れですし、周りに商業地域もありませんので、「○○に買い物に行ったついでに寄ってみよう」という場所ではありません。一般的なスーパーやドラッグストアなどの小売店なら絶対に手出ししない場所ですね。

でも、コストコのようなカリスマ性(?)があれば大丈夫のような気がします。逆に新しい人の流れを作ってしまいそうですね。札幌市北区の我が家は比較的近いので、私はすでに通う気満々です(笑) それだけコストコという店には魅力があるんですね。なんと言っても、北海道にはまだ1店舗しかないお店ですから。

 
さて、ここでコストコについてすこし説明しておきましょう。
コストコ(正式名:コストコ・ホールセール・コーポレーション)はアメリカワシントン州シアトル郊外のイサクアに本社を置く会社で、1983年に設立。コストコ1号店も同年にシアトルにオープンしています。

カリフォルニア州にあった航空機の格納庫を利用したお店がモデルになっているとかで、どの店も倉庫のように天井が高く、広いのが特徴です。

いろいろと経費が節約できるように工夫されており、例えば、入荷したままのパレットに乗っている商品をそのまま並べて販売することで、管理や陳列にかかるコストを抑えています。倉庫型店舗ならではのやり方ですね。



また、コストコは会員制の店で、年会費4200円を払って会員にならないと店に入ることもできません。ひとり会員になってカードを作ると、家族カードがもう1枚無料で作成でき、1枚の会員証で家族2名までは同行できるので、たいていの家庭では年会費4200円で全員が入店できますね。

2019年12月現在、コストコは世界で783店舗あり、そのうち日本は26店舗。
前述のとおり北海道には札幌市清田区の札幌倉庫店の1軒しか無く、次に近いのは宮城県富谷市の富谷倉庫店、次が山形県上山市のかみのやま倉庫店ということで、あまり北の方には進出してきておりません。もし石狩市に北海道2号店が出来たら画期的ですね。

北海道2号店の噂はもう何年も前から出ており、旭川市にできるとか江別市だとか、札幌市手稲区だとかいろいろでした。でも今度の石狩湾新港の話はかなりマジっぽいので、ようやく決着なのかな?

かなり前に情報ですが、コストコには出店基準というのがあり、

・敷地面積7,000坪以上
・駐車台数は800台以上
・半径10㎞で人口50万人以上

が基準らしいです。最後の半径10kmに50万人はシビアですね。北海道では札幌周辺しかあり得ないです。

とりあえず、コストコの北海道2号店、いまから楽しみです。
早く決まると良いな。